日常その6.双黒達の1日〜新双黒の場合(リク) ページ19
《敦side.》
AM8:30.
僕等の1日の始まりを告げる、チャイムが鳴った。
福沢「皆の者、席に着け」
僕等のクラスの担任は部活の顧問でもある福沢先生。
教室中によく響き渡る声、威厳のある姿。
そんな福沢先生は男女共に人気がある。
そんな福沢先生のクラスでしかも面子が良いクラスに入れたのだから、僕は凄く嬉しかった。
…彼奴さえ居なければ。
AM9:50
1時限目の授業が終わり、今の科目は化学。
今日は実験だ。
隣の席の人とペアを組んでやるらしいんだけど…
敦&芥川「「げっ」」
1番関わりたく無い奴と隣になってしまった。
芥川「……樋口、席を代わって貰えぬか」
樋口「は、はい!!芥川先輩の為なら勿論!!(ガターン)あっ椅子落ちた」
森「一寸芥川君、席交換はダメだよ〜」
芥川「…承知致しました…」
悔しそうに声を漏らしながら渋々席に着く芥川。
いや僕だって嫌だよこんなの。
芥川「…人虎」
敦「…何だよ」
芥川「今日は燃焼の実験らしい、貴様を炙ってやる覚悟しろ」
敦「此奴怖ッ!!実験を殺人道具に使うな馬鹿!!」
AM12:30
お昼の時間だ。
基本的にはお弁当だけれど…今日は購買に買いに来ている。
敦「…えーと…お茶漬け風味お握り…あった!……えっ」
隣に居たのは芥川。
互いに手に持った物を見る。
敦&芥川((此奴味覚如何かしてるんじゃ無いのか))
芥川「人虎…貴様どれだけ茶漬けが好きなのだ…」
敦「お前こそ無花果風味のインスタントスープとか如何かしてるだろ、デザートかそれ?」
芥川「嗚呼そうだが?」
敦「…」( ゚д゚)
芥川「…何だその阿呆みたいな顔は…嗚呼そうか、無花果の素晴らしさが分からないのか貴様には」
敦「分かりたくも無いね、茶漬けの方が素晴らしいよ。何にでも合うし」
芥川「例えば何だ」
敦「んー…海苔とか漬物とか、後はチーズもありかな」
芥川「…」( ゚д゚)
敦「お前如何したそんな阿呆みたいな顔して」
太宰「あれ、2人とも此処で何しているんだい?」
敦&芥川「「太宰さん!」」
太宰さんは芥川と僕の手の中の物を見て吹き出した。
太宰「ブハッwww 2人して凄い物食べようとしてるねwww 味の趣味が尋常じゃないwww」
僕と芥川は2人してキョトンとし、
敦&芥川「「え、絶品じゃないですかこれ」」
と言ったら太宰さんが笑い過ぎてぶっ倒れた。
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あっぴー - 私はホルンやってます。あるあるすごい共感しました合奏とかで音はずすとよく先生ににらまれます… (10月29日 18時) (レス) @page15 id: 9335c42a96 (このIDを非表示/違反報告)
Hiro(プロフ) - 指揮棒折れるのわかります!と言ってもうちの学校棒ないんで金属の棒で叩いてそれが曲がるんですけれど。初コメ失礼しました (2021年12月8日 6時) (レス) @page21 id: 86439a7187 (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ/紅花(プロフ) - koiさん» コメントありがとうございます!おお、私の好きな楽器← 私もチューバなのでよく言われて苦労していました…(^_^;) 共感して下さる方がいて嬉しいです♪ ありがとうございますm(_ _)m (2018年9月17日 8時) (レス) id: d036a490f0 (このIDを非表示/違反報告)
koi - お初です!私はユーフォやってます!4話目の中也がアンブッシュアで悩んでいる場面を見て、私もよく、アパーチャーが空いてないとか注意されているので親近感がわきました!更新頑張ってください! (2018年9月16日 19時) (レス) id: 86e16ba69c (このIDを非表示/違反報告)
くれーぷ/紅花(プロフ) - 楓さん» コメントありがとうございます!宝島!懐かしい…あのアルトサックスのソロカッコいいですよね〜聞いてて凄く憧れてました笑 (2018年5月3日 16時) (レス) id: d036a490f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くれーぷ | 作成日時:2017年10月26日 9時