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SHO side…
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正直、
Aちゃんが俺に好意を寄せてくれてることは
中学の頃から気付いてたし
Aちゃんがうちの高校に入ってきた理由も
なんとなく勘付いてた。
もちろんその頃には
俺は莉子と付き合ってたし
Aちゃんの気持ちには応えられへんし
昔ほどには
Aちゃんとは関わらないようにしてた。
それでも
すれ違うといつも
「紫耀先輩ッ!」
って
笑顔で声を掛けてくれるAちゃんは
すごく可愛かったし
遠目でも目が合うと
少し恥ずかしそうにしてて
そんなにも
自分を好きでいてくれてることが
素直に嬉しかった。
.
気が付けば、
莉子と歩いてる時でも
女の子たちにキャーキャー言われる時でも
何故かAちゃんを目で追っていて
だけど
ある日を境に全然目が合わなくなって
声を掛けてくることもなくなった。
多分その日が、
俺と莉子の関係を知った日やったんやろうな。
▲
…SHO side
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作者名:Raine. | 作成日時:2020年5月26日 19時