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ランニングを終えた私達は、次のミッションが公開される会場に移動した。


今回のミッションは、ランク争奪ポジションバトル。ラップ、ダンス、ボーカルの中から自信のあるポジションを選び、バトルを行う。
布が落ちて現れたステージにはオールスターとツースターの席があり、それがランク毎に参加出来る人数となっている。そして結果によってチーム内でランクが変動するらしい。

オールスターの座を守るには、ツースターに勝たなければならない。まあボーカルに行くのが妥当だけど、それでは少し盛り上がりに欠ける。
どうしようか、と考えて私は1つの結論に辿り着く。

ミッション曲を全て見た後でも、私が出した結論が覆る事はなかった。


サンウォン「Aはやっぱりボーカル?」

「今回は……」


私が挑戦する曲を耳打ちでオッパに伝えれば、彼は心底驚いたという顔でこちらを見つめてくる。


サンウォン「挑戦だね、話題になりそう」

「サンウォンオッパはどうするんですか?」

サンウォン「うーん……、まだ内緒」


口元に人差し指を持って行ってそう答えたオッパの顔にはやはり中性的な魅力がある。“like JENNIEを選ぶのかな”なんて勝手に予想していると、1位の彼にはすぐに順番が回ってきた。
XXLの方向へ進むオッパに驚いたが、それはフェイクだったらしい。彼が本当に選んだ曲は、やはりlike JENNIEだった。

続いてアンシンもフェイクを挟んだ後曲を選び、私の番になる。ここで少し、前の2人のようにふざけたい気持ちが芽生えた。

“Queencard?”
“終わった……”
“諦めよう”

Queencardを軽く口ずさみながらステージに向かえば、後ろが騒がしくなった。唯一私の選択を知っているオッパだけが、“やったな?”とでも言いたげな顔でこちらを見ている。
そしてそのままダンスのステージに向かい……LALALALAの席を埋めた。

3連続のフェイクに参加者がまたざわつく中、私は誰がチームに来るかについて予想を始める。この曲が公開された時、床にひれ伏していた彼はまず間違いなくここにやって来るだろう。
もう1人が分からず考えているうちに予想通りシンロンさんが来て……ゴヌオッパもLALALALAを選択した。前回で仲良くなった彼と今回も同じチームで頑張れるのだと思うと嬉しくなる。彼らと軽く言葉を交わしているうちに全員のチームが決まった。





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作者名:皐月 | 作成日時:2025年9月3日 3時

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