検索窓
今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:177,051 hit

Episode 92 ページ42

重岡side


(夢の中)


真っ暗な洞窟のような場所を誰かに呼ばれているかのように進んでいく。


しばらく歩くと少し開けた場所に出た。


周りを見ても何もない。


重岡「ここはどこや…」


ドンッ…


重岡「うわっ」


すると背後からいきなり抱きつかれ、俺は体を固まらせた。


その手はしっかりしているが微かに震えていた。


重岡「っ…だれや?」


俺は相手を怖がらせないように優しく問いた。


?「っ…しげッ、しげぇッ(泣)」


重岡「えッ…神ちゃん?」


泣いていて声が少し高くなっているが、それは明らかに神ちゃんの声だった。


神山「しげっ…たすけて。」


重岡「神ちゃんッ」


俺に抱きついている神ちゃんの手に触れると、


その手は消え振り返っても誰も居なかった。


神山「まってるから…」


最後に聞こえ神ちゃんの声は俺の頬に響いた。


(現実)


重岡「ん…」


目が覚め、俺はすぐに起き上がった。


重岡“神ちゃんを助けなッ…”


体は凍えるように寒いのに、頭は燃えるようにあつかった。


それでも俺は一歩ずつ神ちゃんの元へ足を進めていった。

Episode 93→←Episode 91



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (126 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
573人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - SO11:27さん» ありがとー!なんとか神ちゃん救出出来たねwここから本編長くするかしないかで迷ってるんだよねー新しい方のページでコメント待ってるねw (2018年10月7日 14時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» いや~………面白いね〜!!!神ちゃん… よかった……(涙) あ、そうや!スリーおめでとう♪今度からは、新しい方のページで話そ!!!更新頑張って♪♪ (2018年10月7日 1時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - SO11:27さん» 土曜日のギリギリで更新しちゃった汗お待たせいたしましたww (2018年10月6日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» 土曜日ね!!!りょ~かい!!楽しみにします!神ちゃんど~なっちゃうのかなぁ…… (2018年10月4日 0時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みかりんりんさん» ご指摘ありがとうございます!結構うっかり屋なのでまた色々ミスすると思います汗これからも教えてください苦笑続き頑張りますw (2018年10月3日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年6月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。