Episode 68 ページ18
藤井side
淳太に言われたように望と早めに楽屋に戻り、ソファの上の物を退かしたり
神ちゃんの鞄から着替えを取り出したりしていると
カチャ...
淳太が寄り添って照史に背負われた神ちゃんが戻ってきた。
小瀧「照史こっちや。ソファに寝かせたって。」
望に言われたようにソファに神ちゃんを降ろす照史。
神ちゃんは真っ赤な顔をして苦しそうに荒い呼吸を繰り返していた。
中間「これ...相当熱高いで。」
淳太が神ちゃんの頭に手を置いて言う。
藤井「しんどそうやな...」
桐山「とにかく今日は早くホテルに戻って休ませよ。
それでも熱下がらんかったら、明日病院連れて行こうや。」
中間「せやな。今は疲れで熱が高いだけかもしれんしな。
とりあえず着替えさそ。のんちゃん、綺麗なタオル温めてくれへん?体拭いちゃうわ。」
小瀧「そうやと思って先に用意しといて良かったわw」
そう言うと望は温めてあったタオルを淳太に渡した。
中間「準備ええなwありがと。」
淳太は受け取ると、神ちゃんの服を脱がそうと手をかけた。
ガチャッ
重岡「神ちゃんッ」
その瞬間医務室に言っていたしげと濱ちゃん、それに倉木さんまで入ってきた。
濱田「色々もらってきたで。神ちゃんどうや?」
中間「とりあえず今日は早く寝かせて様子見や。もし明日も辛そうやったら病院連れてく。」
濱田「そっか。」
藤井「ってかなんで倉木さんが居るん?」
重岡「途中で会ったんや。」
藤井「そうなんや。」
すると再び服を脱がせようとした準太を倉木さんが優しく止めた。
倉木「神山さんの着替え、僕がやっておきますよ。皆さんライブ終わりで汗かいたままじゃありませんか。
皆さんまで風邪をひかれたら大変です。」
重岡「えっ、でも...」
俺らは神ちゃんの傷を思い出して黙り込む。
倉木「大丈夫です。皆さんがシャワーを浴びている間看病をするだけです。」
俺らの沈黙他の意味で理解した倉木さんが笑顔で言った。
中間「...せやな。倉木さんの言うとおりや。」
重岡「ぇ...でも淳太ッ」
中間「俺らが拔ける間、神ちゃんのことお願いします。」
倉木「はい。分かりました。」
中間「皆、風呂行くで。」
桐山「お、おう...」
俺らは先を歩く淳太に着いていく。
最後に俺が楽屋から出るとき少し振り返ると、倉木さんが怪しく笑っていたような気がした。
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神(プロフ) - SO11:27さん» ありがとー!なんとか神ちゃん救出出来たねwここから本編長くするかしないかで迷ってるんだよねー新しい方のページでコメント待ってるねw (2018年10月7日 14時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» いや~………面白いね〜!!!神ちゃん… よかった……(涙) あ、そうや!スリーおめでとう♪今度からは、新しい方のページで話そ!!!更新頑張って♪♪ (2018年10月7日 1時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
神(プロフ) - SO11:27さん» 土曜日のギリギリで更新しちゃった汗お待たせいたしましたww (2018年10月6日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
SO11:27 - 神さん» 土曜日ね!!!りょ~かい!!楽しみにします!神ちゃんど~なっちゃうのかなぁ…… (2018年10月4日 0時) (レス) id: f664bd8cd7 (このIDを非表示/違反報告)
神(プロフ) - みかりんりんさん» ご指摘ありがとうございます!結構うっかり屋なのでまた色々ミスすると思います汗これからも教えてください苦笑続き頑張りますw (2018年10月3日 23時) (レス) id: 46680c480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神 | 作成日時:2018年6月22日 21時