99話 ページ3
私はワンダに言われた通りに違う部屋でスーツに着替えた。
スーツは、白地に差し色が青と銀のデザイン。
形はナターシャがいつも着ているものと同じ形。
「A?着替え終わった?」
とナターシャが扉越しに私に聞く。
『ええ、でもこのスーツでみんなの前に出るのは少し恥ずかしいわ』と扉を開けるのを渋っているとナターシャが向こう側から扉を開けてしまう。
するとみんなは私をみてなぜか静かになる。
やっぱり似合ってないかな……
「すごく似合ってるわ!」
とワンダが一番初めに声を発した。
それに続けて、
ナターシャも「素敵なスーツね、Aにぴったりだわ。私たちのスーツもこれくらい真面目に作ってくれたらいいのに」とニッコリと笑った。
『ありがとう。』
「最初は差し色を私と同じ色の赤にしようと思ったが、やっぱりAには白と青が似合うな。」とトニー。
「そうだな、すごく似合ってる」とピエトロやクリント、スティーブも来てくれる。
「ただ…」
とスティーブが何か言いたげにしている。
『スティーブ??どうかした?』
「目のやり場に困るんだが…」
と照れくさそうに笑いながら言った。
『露出はどこもしてないけど…』
「ぴったり着れるように作ったからな、露出の問題じゃなくて、身体のラインがくっきり出てるんだ。」とトニーが指摘する。
「ああ、そういうことだ。
それにしても痩せすぎだ。もっと食べるように。」とスティーブが言う。
「いつもと雰囲気が違って良いな。
戦いに行く時の楽しみが増えた。」
とクリントが言うのを聞き、
ピエトロが私を少しだけ移動させ
「Aの身体、ジロジロ見るの禁止。
セクハラだよ?変態おじさん達。」と言い放った。
「A、腕の治療の時間だから楽な格好に着替えて。後、そのスーツすごく似合ってる。」
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太郎 - 更新楽しみにしています (2019年6月18日 1時) (レス) id: 15ed4f4dec (このIDを非表示/違反報告)
アダ子 - 面白かったです!更新頑張ってください!あと、無理なら大丈夫なんですがソーとの絡みも見たいです! (2019年5月12日 9時) (レス) id: 392992cf49 (このIDを非表示/違反報告)
名無し9253号(プロフ) - 更新待ってます (2019年5月11日 17時) (レス) id: aecb058d52 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 最高の作品です!更新楽しみに待ってます!! (2019年2月4日 23時) (レス) id: 911ee47c82 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅるむ(プロフ) - 更新待ってます、、 アベンジャーズの小説少ないのでこういうの読めてほんと嬉しいです( ; ; ) (2018年12月13日 4時) (レス) id: 1d3274300d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇら | 作成日時:2017年2月15日 19時