人生という道とは。1 ページ2
軽い気持ちで受験をした中学三年生の冬を今でもとても恨んでいる
……自分のせいなんだけどね
毎年、倍率の高いヒーロー名門校『雄英高校』の試験がどれほどのものなのか
ただ単に、興味本位で軽々と受けたのだ
『ま、受かんないだろ』
って高を括っていた中三の自分をとても殴りたかった
この文を読んでいただければ、もう既に読者は理解しているだろう
…早い人では、設定から気付くかもしれないけど
そう、この私
清札水樹は雄英高校に『合格』してしまったのだ
泣いたよ、物凄く
だって、面倒じゃん?
気楽に生きようぜ〜、って感じのキャラなのにさ
気楽に生きていけないじゃん((
もうね、人生は一度きりだよ
よく考えて進路を決めようよ
阿呆だな、自分
バーカ、バーカ!!!
…自分で言って虚しくなってきたよ
目の前にとても大きい建物が待ち受けてるんだ
あのね、本当に何で受かったの
不思議でならない
苦手教科すら、点数が上位の方だったらしい
実技試験も意外と面倒な感じだったけど、配線を切る仕事だったから
あんなの、赤ちゃんでもできるよ!!!?((
『バブッ!!』って言って、『ブチッ!』って言って切れるレベルだって((
私の事を『何者』だって思った人…
本当は、中高と同じ学校になる予定だったんだよ
でもね、なんかクラスがうるさくて担任に言って受験したよね
担任自体も『雄英高校』を受験することに驚いてたけど…
そしたら、受かっちゃってびっくりだよ
他にも『いいな』って思える高校あったって言うのに…
まあ、皆思っただろうけど
『元から受けるな』って話だよね
だって、過去問って結構サイトとかに掲載されるもん
さぁ、悪い子の皆
一緒に学校を休もうではないか!!!((
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作者名:松城美樹&Mitu x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時:2018年5月26日 23時