この世界は不条理で。102＊トガside ページ20
話を黙って聞いていたら、
Aちゃんはとてつもなく怒っていた
A「話にならねぇよ」
今まで聞いたことのない低い声で、
Aちゃんは言った
弔「帰れ」
弔くんの一言で、
マグ姉が動き出した
どうやら、マグ姉も頭に来たのかな…
ﾏｸﾞﾈ「ごめんね、極道くん
私たち、誰かの下につく為に集まってるんじゃあないの」
個性を発動して、ゴクドーがマグ姉の方へと移動し始める
そんな様子をぼんやりと眺めていれば、
いきなり、マグ姉が弾け飛んだ
「「「…マグ姉ー！！！？」」」
ｵﾊﾞﾎ「先に手を出したのは、
お前等だ」
マグ姉の血を被っておいて、"汚い"と評するゴクドー
それに、頭に来たのか動き始める面々だった
私も動こうとするも、
"待って"と何かに気付いたAちゃん
その言葉は届かず、
弔くんも動き始めた
捕らえたと思われたゴクドーの前に盾となるチームメイト…かな
一時的に距離をとり始める弔くんは、
"なるほど…"と言った
上から、壁の向こう側から現れたゴクドー者たち
ｵﾊﾞﾎ「穏便に済ましたかったよ、敵連合
こうなると、冷静な判断を欠く
そうだな…
戦力を削り合うのも不毛だし、
丁度、死体は互いに一つ
………キリもいい
頭を冷やして、後日また話そう
＿＿＿＿＿＿＿腕一本はまけてくれ」
トガ「私、刺せるよ
…刺すね」
弔「………ダメだ」
ﾄｩﾜｲｽ「責任とらせろ！！！」
ｵﾊﾞﾎ「すぐにとは言わないが、なるべく早めがいい
よく考えてみてくれ…
自分たちの組織とか色々………
冷静になったら、電話してくれ」
そう言って、連絡先を投げ捨てたゴクドーのトップ
"あぁ、それと"と続けたゴクドーは、
Aちゃんを見て言った
ｵﾊﾞﾎ「口は悪いが、状況を読み込むのが早く、
その先を考えてるお前…
名前は、確か＿＿＿＿＿＿＿」
A「雑魚に名乗る筋合いは」
ｵﾊﾞﾎ「A、だったな」
名前を呼ばれてか、
頭に来たらしくまた中指を立て始めるAちゃん
ｵﾊﾞﾎ「お前は、"死穢八斎會"(ｳﾁ)に入ると良い
最も、お前の活きる使い方を俺はしてやれる＿＿＿＿＿＿＿＿」
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冷燈（れいひ） - 色々ミスりました。改めて、とても面白かったです (2021年12月21日 22時) (
レス) @page16 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - なんでもないです (2021年12月21日 21時) (レス) id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
冷燈（れいひ） - 神作品だと思いました。ただ、誰サイドとか、書いたほうがわかりやすいと思います。燈矢（荼毘）とはやくかかわせた (2021年12月21日 21時) (レス) @page23 id: d89adcd8f7 (このIDを非表示/違反報告)
シロナ - すごく面白い！この作品大好きです！応援してます！更新待ってます！ (2020年7月11日 12時) (レス) id: 9abb99f391 (このIDを非表示/違反報告)
松城美樹(プロフ) - ゆくさん» ｱｱｱｱｱｱ、コメントありがとうございます！近々、また更新する予定なので、楽しみに心待ちしていただけるとありがたいです！ (2020年1月26日 22時) (レス) id: 47911afd1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松城美樹 | 作者ホームページ：https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時：2019年2月2日 14時
