【歌い手】世界と歌い手さんが騙されてるので、潰します。【合作】

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ふゆside


男子は女子寮に入れないから、生徒用の談話室に向かった。

Sクラス用の談話室の扉を開けると、和やかな笑い声が聞こえてきた。

暖かい風がふわっと首元をくすぐり、紅茶の香りが鼻をくすぐる。

私達が生徒会役員なのは知られているからか、こそこそとちょうど人数分の席が空いた。

ありがたくそこに座り、一息ついたところで風牙先輩が一言。


「で？かほは何をしていたんだ？」


「うぐっま、まぁそれは置いといて！自己紹介しようか！能力とかさ！」



もはやわざとらしいと言う言葉さえとってつけたようにかほは強引に話を捻じ曲げる


……顔色悪いんだよなぁ……





Aside


めちゃくちゃわざとらしくかほは話を変える


それは無視して追求しy空「私は朝比奈 空ー！」おい。


「能力は『運を操作』で失くし物を掘り出すことから命に関わることまで全部使えるよ！

大きいものに対して使うとランダムで体の一部が吹っ飛びます！魔力はもちろん消費するよ。

勉強はAとふゆに教えてもらいっぱなしだけど運動神経と力は3人の中で一番だと思う！」



「私は椎名 ふゆ。で能力は『未来を予言する』。視る未来は無制限で視た未来は絶対。

頑張れば人の視点からの未来も視れる。魔力？は一切消費しないから量は分からない。そもそも感知できてない

ハイパーサイメシア(超記憶症候群)を持ってて一度見たものは絶対に忘れない。」




久しぶりに二桁以上話したふゆに感動しながら自己紹介をする




｢私は『能力を反射する』と『嘘か本当か見分ける』で、『能力を反射する』は寿命を縮ませるし、魔力を沢山消費する。

あんまり喧嘩は好きではないかな。必要に迫られればするけど。｣


別に変に謙遜することもないのでしれっと言う



「おお、風雅たちは分かってるからいいや」


｢しょぼん……｣






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明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ”世界と歌い手が騙されているので潰します”をよろしくお願いいたします。

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