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11話 白 ページ19

ふゆside


朝日が少しずつ闇夜を塗り替えている頃、私達は徹夜でババ抜きをしていた



私が寝るにも寝付けなかったとき、部屋の前を誰かが通る足音と人の気配、息付いさえも聞こえ、怖くなってAの部屋に突撃したら皆眠れなかったらしく、こうなっている



にしても私と空は運ゲーム得意なんだけどなぁ…Aはなんでこのゲームを提案したんだ



お、上がり




ふゆ「上がり〜。このゲーム終わったら話し合いたいことがある。」



『うむむ…』


空「勝ったああああ!」





無邪気に大声で喜ぶ空に手を引っ張られ、踊っているとAがトランプを片付け始めた


そっと空の手を離し、もう一度クッションの上に座る




空「ふゆの真面目な顔初めて見たわ」



何やら失礼なことを言っている空の頭をペシっと叩き、黙らせる


「かほちゃんのことだよね?」


流石察しが良いA


「うん。かほは今いない。たぶん私が聞いた足音がかほの奴かもしれないんだけど…」

「今はそれが好都合……でしょ?」


確認するかのようにこっちを見てくるAに、当然頷いて見せる。


「あくまで私の勘だけど、かほ、まだなにか隠してる」



空の勘はよく当たる。それも悪い方向のが。




『私は今の時点でできることはないと思ってる』



かほには正面切って拒否されたので動きづらい




なんで私はこんなめんどくさいことをしてるんだ...?


かほの話に同情したから?...否。

かほと単純に仲良くなりたいから?...否


……好奇心とも言えるけど、この複雑な感情にそんな安っぽい名前をつけたくはない。

覚えておこう。いつか、きっと分かるから。



ふゆ「うんー...そうだよね。ごめんそろそろ学校の準備するね」




この言葉を皮切りにふたりとも自室に戻る


制服を着て、教材と筆記用具を鞄に突っ込み、空とAと一緒に学校へ歩き始めた





--------------
ふゆがかほの気配に気付いたのは暗い中神経が研ぎ澄まされてたからですね。ビビリなのもそれに加わっています

12話 これじゃ只のオリジナル作品なんで歌い手をどどーん☆→←10話 かほ(とっとと更新したい。楽しい(笑))



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松野かほ(プロフ) - 暇人。さん» かほ、ふゆ編ですから今…wこれが終わった後夢ちゃん、空編に入りますねっ!ドヤァ← (2019年1月17日 20時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
暇人。 - アンチってわけじゃないんですけど…かほちゃんがこのお話の中心なんですかね、夢主ちゃんがそこまででて居ないような… (2019年1月17日 17時) (レス) id: feb7c5f816 (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - 麗さん» 本当にありがとうコメント…そんなとこも好きです(え?) (2018年12月31日 21時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 今までコメントしてなかったけど気持ちを押さえきれなくなった…好きです(唐突) (2018年12月31日 21時) (レス) id: e247ad04ea (このIDを非表示/違反報告)
松野かほ(プロフ) - マキ*[zm.syp.tn.推し][そらなー.坂田家]さん» お、おぉ………ありがとう(?)コメントもありがとうm(_ _)m (2018年12月31日 17時) (レス) id: 45fd1e6358 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:松野かほ&空&白鼬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年11月24日 2時

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