期末テストの時間** ページ5
Aside
「そしてそして・・・中間テスト1位、全国模試1位。俺たちに学年で生徒の頂点に君臨するのが・・・支配者の遺伝子!生徒会長浅野学秀!あの理事長の一人息子だ。」
学秀・・・・
教室の中から音漏れしてるのが聞こえてきてるんだけど、さすがに「僕らは太陽だ。」っていうのは痛いと思うよ。
「僕らは太陽だ。」って・・・・
ほんとに言ってるの・・・?笑
「浅野学秀。人望熱く成績はトップ。プライドの高いA組の猛者をまとめ上げるカリスマ性。彼自身の指導力に加えて・・・
全教科パーフェクトな浅野と、各教科のスペシャリストたち。5人合わせて「五英傑」。
5人合わせりゃ下手な教師より腕は上田。ただでさえ優秀なA組の成績がさらに伸びる。
このままだとトップ50はほどA組で独占だ。杉野。奴らはおまえらE組を本校舎に復帰させないつもりだ。」
蓮くん流石に痛すぎないかな。
「美しい言葉が君の動脈を満たすまで。」ってww
柄にもなく声に出して笑ってしまいそうになる。
美しい言葉で動脈が満たされるのであればそれはものすごい事だと思うけれど、それがやる気をあげさせる力なのかな。
「ありがとな進藤。口は悪いが心配してくれてんだろ。でも大丈夫。
今の俺らは・・・E組を出ることが目標じゃないんだ。
けど目標のためにはA組に負けないくらいの点数を取らなきゃなんない。
見ててくれ。頑張るから。」
そういった杉野くんに皆が視線を向けている。
タコに至っては生暖かい視線だけど。
===
浅野学秀今日、県立図書館で勉強しないか?
浅野学秀17時に校門のところで待っておいてくれ。
放課後にスマホを見れば、学秀から来ていたLI◯E。
そのあとに、学秀から「理事長との話が終わったらすぐに向かう。」と来ている。
・・・理事長と二人でお話なんて・・・いったいなにをはなすの・・・
怖い。
怖すぎる。
2人で話すなんて、ろくなことがないと思う。
そう思ったけれど、おとなしく待っておこう。とおもい、山道を下ろうとした。
「あっ。赤羽!赤羽も図書室行かないか?期末を狙ってだいぶ前から予約してたんだ。」
A「磯貝君・・・ごめんね。今日はちょっと先約があって。ありがとう。」
そういうと、残念そうに眉毛を下げつつ、じゃあなと手を振ってくれる磯貝君たち。
一緒にいっておけばよかった・・・と思う出来事があるのはこれからだいぶあとのこと。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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松波空瑠(プロフ) - ぽくぽさん» 読み返してくださる方がいるとは…!!今まで本当にありがとうございました! (2019年9月29日 13時) (レス) id: ba05fef1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽくぽ(プロフ) - お疲れさまでした!終わってしまうのは悲しいですけど、10月までにもう一度読み直そうと思います!ステキな作品ありがとうございました! (2019年9月28日 19時) (レス) id: 438a920bc0 (このIDを非表示/違反報告)
HB 0.5(プロフ) - 亜里沙さん» ありがとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです!全然未熟な文章なんですが、精一杯更新しますので、これからもよろしくお願いします! (2019年7月6日 0時) (レス) id: 089dfe395d (このIDを非表示/違反報告)
亜里沙(プロフ) - すごく面白いです。更新頑張ってください (2019年7月3日 22時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:松波空瑠 | 作成日時:2019年6月5日 21時