つめたいフリの裏側は [赤]

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翌日のHRで、私たちはあっさり体育祭委員に決定。



放課後、顔合わせに向かった。



各クラスから5人ずつとあってわりと多い。



議題を仕切るのは、高3の委員長らしき桐山という先輩。























「はーい、じゃあ今年のテーマ決めるで！」


「はい！」


「西畑よし来い！」
























....ぶつかり稽古か。



なかなか高3はハイテンションだし、



去年経験したらしい高2はノッてる人もいるけど、



高1とか私たちはただただ付いていけず見ているだけ。






















「祭りだ騒げ！」


「おーええな、他は？」


「はい！」


「向井！ウケ狙いなしやからな！」


「祭りだ、恋だ、大騒ぎ！」


「それもええな...んじゃ、その2つで多数決！」


「淳太くん、数とってや」


「了解」





















多数決の結果、今年のテーマは、



『祭りだ、恋だ、大騒ぎ！』に決定。












その後、パートごとに分かれて顔合わせ。




























うちのクラスの5人は全員装飾パートになり、



他の学年の人と集まる。

















「2-2の小瀧です。小瀧とかのんちゃんとか呼ばれてます」


「2-2の神山です！神ちゃんって呼んでください！」





















私も無難に自己紹介を終え、次のしげおか。



「2-2の重岡です！しげって呼ばれてますぅ」























...やっぱり、私に接する態度とは違う。



というか、私の時だけ対応が冷たい。



顔合わせの席も、私が隣に座ると明らか睨まれたし。








　







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