再会したはいいけれど ページ13
マジで何処なの？
今度はなんの世界なんだ、と思えるほどにはこの異空間に順応してきた。
っていうかおそ松達は？マジでピースメーカーでやられた？
「おそ松ー！」
チ「トド松ー？」
いや、返事くらいしろよ。
反響がある空間なんだけども…。
「ここはなんの世界なの？」
チ「さっきプレート見たけど、全然わかんないよ？」
「プレートあったの！？」
すると、Aー！！と向こうから聞こえてきた。
え？今の声って、トド松じゃない？
もう一度、トド松ー？と呼びかけてみると、確実にAー！と返ってきた。
いやマジか。
ここにいたんか。
ってかここ何処？
お「あっ！！いたー！」
暗い空間の中でおそ松とトド松だけが浮かび上がって見える。
きっとあちらにもこっちの姿はそう見えているんだろうな。
ト「やっと会えたー…このままずっとこんなクズと一緒かと思うと、マジで発狂しかけたよ」
お「おいトド松？」
「まぁそうね、おそ松とじゃあね〜」
ト「Aとだったら子供いっぱい作ってここで暮らそうと思うんだけどね〜」
「ん？」
待て待て怖いなぁ。
おっそろしい言葉が聞こえた気がするんだけど。
その子供はどうするの？二代で終わる？
とりあえずここから出なければいけないよね。
みんなで床(？)に座り込んで、どうする？と会議を開く。
みんな覚えといてね、宗教上、あとは国家とか社会とか公式の厳かな儀式の事を英語『ceremony』って言うんだよ。高校で習う。
「とりあえず出る方法考えよ？子供とかは最終手段」
ト「最終手段は子孫繁栄で良いんだね……
チ「考えてみたんだけどさ、下に落ちてきたじゃん？ってことは上に出口あるんじゃないの？」
お「上とか考えもしねえよ…」
まず上に上がる手段がないよね。
どうするよ、と言えば、上に穴空いてるとこあったけど、とトド松が言った。
ねぇそれ重要事項。なんで言わない。
「絶対それじゃん」
ト「でも絶対届かないんだって。多分。試してないけど」
チ「それ先言えよ！」
そして今、その穴の真下にいる。
下から見る限りは私の身長の二倍くらいありそうな高さのところに穴があるんだけど……。
めっちゃ良いこと思いついたじゃん。
「誰か、私のこと持ち上げて」
お「わかった」
おそ松に持ち上げてもらって穴との距離を測る。
……あと50cmくらいか。
「うぁっ…！？」
お「フヘヘへ太もも〜」
チ「お前まじぶっ殺すぞ」
ト「マジないわ」
「いつか殺す」
お「酷い！！」
当然の報いだ馬鹿。
待って聞いてないよ→←この世界の六つ子なんか知らんが色っぽいぞ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「おそ松さん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
松々先輩(プロフ) - アクェッリアスさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございます！シリアスとギャグを共存させたい思いでがんばりました！中学歳の頃の拙い文章ですが、楽しめてもらって良かったです！ (2020年11月1日 0時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
アクェッリアス - 好きなものが詰め込まれてて何回でも読んでます！(*'▽'*)シリアスとギャグが入った作品はあまりみないのですこすこのすこです！更新頑張ってください！初コメ失礼します！！ (2020年10月31日 23時) (レス) id: a816c3cac6 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - あいあむ、にゃんこ！さん» ありがとうございます！！夢主ちゃんの心情で口調が変わるので、そこら辺も含めて楽しんでいただければ幸いです…。細かいところまでありがとうございました！ (2020年10月7日 23時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
あいあむ、にゃんこ！ - 松々先輩さん» ふぁっ！？こんなに早くレスがくると思ってなかった…なるほど！それなら納得です！そこまで考えてなかったなぁ…ﾃﾍ☆((これからも読み続けます！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: fd5841d6e1 (このIDを非表示/違反報告)
あいあむ、にゃんこ！ - ただ、途中の番外編に囚われてるのかなぁ…でも、番外編の前からだったしなぁ…なんて思った次第です！あ、なんでこの話したかと言うと、僕は前の口調の方が好きだったので、もしよければ次からでいいので元に戻していただけたらなぁ…と！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: fd5841d6e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
