何回ここ来りゃ良いんだ ページ11
「いてて…って、チョロ松大丈夫！？」
チ「……まぁ、うん」
なんと、またもや下敷きにしてしまったようだ。
急いでチョロ松から退いてあたりを見回す。
…さっきカラ松ときたところだ……。
直感的にそう思い、今度はちゃんと周りを見てみた。
そこにはやはりというか何というか、白いプレートが立っている。
……またさっきのパターンね。
え？ここどこ？と困惑しているチョロ松は放っておいて、慣れている私はそのプレートの霞んだ文字を読んだ。
ここから先、〇道松の世界…？
最初の文字がなかなか読めない。
「ねぇチョロ松、これなんて書いてるんだと思う？」
チ「A、Aちゃん…それより、ま、前……」
そう言うチョロ松は震える手で私の前を指す。
え？
反射的にそっちを見ると、そこに佇むのは私を冷たい目で見下ろすチョロ松が。
え？
着物を着ていることから、あれはきっと＿＿＿＿……。
「極道！？」
チ極「よくわかったねぇ。Aとよく似たお嬢さん？」
そう言ってニヤリと不敵な笑みを浮かべる極道のチョロ松に、疑問しか抱けない。
A呼びも違和感しかないし、そんな笑い方似合わない！！
スラリと取り出すのは多分だけど《
名刀だ。
「あれ超名刀だからね！逃げなきゃ切られるよ！！」
チ「ねぇ何であの僕あんな物騒なの！？」
「話は後！多分違う世界に行けば平和に…」
なるか？
確信は持てないけど。
キラリと光ったまばゆい光を見逃さずに2人同時に突っ込んだ。
すると、どうやら『極道松の世界』からは逃げられたっぽい。
このままおそ松とトド松探しかー。
チ「なんで刀にまで詳しいわけ？」
「あー…おじさんが趣味で集めてて」
チ「家にあるの！？」
え、いや、マフィアに常識通じると思ったら大間違いだからね？
日本国憲法も関係なければ法律なんて以ての外だからね？
銃刀法違反だからマジであれ。
「まぁそんなこと言っちゃえば、さっきの極道チョロちゃんとかヤバイけどね」
チ「ご、極道チョロちゃん…」
？「まぁ893よりマシじゃない？」
「そうよねー…トド松もそう思……トド松！？」
横を見るといる筈のないトド松がいつも通りの笑顔で歩いている。
トド松、なんだけど…なんか違うんだよね。
何が違うんだ？
チ「！僕より背が高い…」
「え！？あっ！！」
……ってことは、ここ…！
『ノーマル松の世界』か！！！
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松々先輩(プロフ) - アクェッリアスさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございます！シリアスとギャグを共存させたい思いでがんばりました！中学歳の頃の拙い文章ですが、楽しめてもらって良かったです！ (2020年11月1日 0時) (
レス) id: 0b2f636a57 (このIDを非表示/違反報告)
アクェッリアス - 好きなものが詰め込まれてて何回でも読んでます！(*'▽'*)シリアスとギャグが入った作品はあまりみないのですこすこのすこです！更新頑張ってください！初コメ失礼します！！ (2020年10月31日 23時) (レス) id: a816c3cac6 (このIDを非表示/違反報告)
松々先輩(プロフ) - あいあむ、にゃんこ！さん» ありがとうございます！！夢主ちゃんの心情で口調が変わるので、そこら辺も含めて楽しんでいただければ幸いです…。細かいところまでありがとうございました！ (2020年10月7日 23時) (レス) id: a6e4fce6a1 (このIDを非表示/違反報告)
あいあむ、にゃんこ！ - 松々先輩さん» ふぁっ！？こんなに早くレスがくると思ってなかった…なるほど！それなら納得です！そこまで考えてなかったなぁ…ﾃﾍ☆((これからも読み続けます！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: fd5841d6e1 (このIDを非表示/違反報告)
あいあむ、にゃんこ！ - ただ、途中の番外編に囚われてるのかなぁ…でも、番外編の前からだったしなぁ…なんて思った次第です！あ、なんでこの話したかと言うと、僕は前の口調の方が好きだったので、もしよければ次からでいいので元に戻していただけたらなぁ…と！ (2020年10月7日 22時) (レス) id: fd5841d6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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