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標的48話 ページ2

昔からAは何か隠し事をしているように
見えた、でもきっと聞いても答えてくれないだろうし

あの時私を迎えに来てくれた時
怪我をしていた、でも松田くんも萩原くんも何も
聞かなかった

その日の夜・・・・・Aは夜中にベットから抜け出して
リビングへと、きっとあの子は私はぐっすりと寝ている
と思っている、だからバレないようにゆっくりと歩き
Aの様子を見に行った

Aは私も知らない箱を取り出し鍵を使い開けると
箱から出てきたのは蝶々模様の扇子

そして手紙、それを開いて読んではAは何かを
言っていた・・・・最初の方は聞こえないけど
最後のお母さんに会わなきゃその言葉をきいて

きっとAが何か隠している事は確信へと変わった



人には誰しも隠し事をしている
それは、私も同じだから


だから今、この瞬間、あの時見た蝶々模様の扇子を見て
あぁ、こうゆうことだったんだって



A・・・・・・・例えあなたが何者だろうと
私はあなたを拒絶しない・・・だってどんな姿でも
どんな正体でもあなたは私の妹、佐藤Aなのだから

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作者名:霊菜(元零菜優) | 作成日時:2022年9月10日 17時

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