153 移動 ページ10
と、言うわけで、私達は降谷氏の運転する車で会場へ向かった、のだが、その途中。
ベルさんに私の住所がバレ、しかも萩さんが出入りしていることが露見してしまった。
「Sugar,誰よあの男」
「助けてあげたら懐かれました」
「あら、猫みたいね」
「性格は犬ですよ、何故か何時も私の家でご飯だけ食べて仕事に行くんですよね」
「助けてあげたってのが凄く気になる所だけど?」
「はは……其処は彼のプライバシーがあるので」
上手くはぐらかしたが、ベルさんならそのうち彼を調べる、最悪接触するだろうな、と思い先が思いやられた。
最悪他の幹部にも知られるだろう、と考えが至った所でトリオに忠告しようと決めた。
「変な男じゃないでしょうね」
「彼はそんな人じゃないです」
「へぇ……貴方のことは知ってるの?」
「………………知ってるのではないでしょうか、私のこと調べてましたし」
と言うと、運転していた降谷氏がピクリと反応する、此処で私は更に追い討ちを掛ける。
「何でも、友人にそういう人間が居るらしくて」
「それ、大丈夫なの」
「大丈夫です、彼はそういう所属では無いですし、私と居ると危ない目に合うぞ、と脅したんです、が……」
「ふーん……」
「へぇ……貴方が人と親しくするなんて」
私達とも未だ真面に話したこと無いじゃないですか、と言いながら、会話に降谷氏が介入する、私はすかさず反論した。
「親しい?
彼が勝手に来てるだけですよ」
271人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水城紗綾 - 久坂朧@三色団子と朧は神さん» うぁぁ。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月10日 18時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» いえ、何か見た覚えのあるニックネームの方の名前だなー、と思って、探したら直前まで読んでた作品の筆者様だったのでつい……(笑)こちらこそ読んで頂いて嬉しいです、ありがとうございます!楽しみに更新待ってますのでそちらも頑張って下さいね! (2019年8月10日 0時) (レス) id: c1dc633bc5 (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - え!知ってるんですか!?え(困惑)………ッッ!!ありがとうございます!ログインもしていない私の作品を!知ってくださっているとは! (2019年8月9日 22時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» 閲覧及びコメントありがとうございます!そう言って貰えるととても嬉しいです!もしかしてkzの方で夢小説書かれてますか?そちらの方も楽しみに待ってます、更新待ってます!!改めて、ありがとうございました! (2019年8月8日 19時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - 右のお星様を押したいのに2回目だから押せないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー!!! (2019年8月8日 19時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時:2019年8月3日 17時