音を乗せる 【名探偵コナン】

148 五人 ページ5

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「Hi,Sugar.


久し振り、と言っても2週間も経ってないけどね」


ナイスバディなベルさんが待ち合わせ場所に待機していた私に合流する、彼女の後ろにはトリオが居たが、構わずに私に抱き着く。


今日は例の任務の日である、私は出来る限り戦闘はしなくても良いということではあったが、今回は主催者が屈強なSPを用意しているらしい。


ので、私はスコッチと共にハッキングの他、少なからずは足止めに参加するという感じである。


因みに、今回潜入する場所は、フェイクなのかコンピュータルー厶が3つ程あり、戦闘も情報のコピーも簡単には行かない所がミソだ、まあ私は調べたので仕組みは分かっているが。


「そうですね、というかベルさん何時にも増して綺麗ですね、香水も少し……変えた？」


「あら、よく気付いたわね」


「気付きますよ、私五感いいんだから」


彼女は赤と黒のイブニングドレスを身に纏い、髪をアップにして色気を漂わせていた、勿論抱き着かれていた私は羨望の眼差しで見られる。


「それで、何故集合時間よりも大分早くなったのです？」


ズレたフードを被り直し、彼女に問掛ける。


「貴方の服を見繕う為よ、Sugar」


「まじか」


「ウフフ、行きましょ」


この言葉で私は、わざわざ潜入してからコンピュータルームに乗り込むということを思い出し、私もか、と突っ込むと同時に頭を抱えた。

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