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因みに言っておくと、この任務での殺しはSPのみありということになっている、勿論私達は無闇矢鱈と殺す心算はないのだが。
会場の大広間を抜け、2階に登った所で私達は二手に別れる。
屈強なSPや見張りが大勢いたので、私は投擲ナイフを勿体無いので投げはせず、彼等の上へと飛び上がり、彼等の鳩尾と首の皮にナイフで衝撃と切込みを入れ、気絶させる。
と、案外近くにあるコンピュータルームが私の視界に入った。
私は素早くキーボードを弄ってデータを自前のUSBメモリに入れる。
所で、その作戦で必要なのは単純な戦闘力と協調性と前述しただろうが、もう1つ、大切なものがある、それは素早さだった。
そして潜入場所であるこの会場にはコンピュータルームが3つある、私達が欲しい情報はそれぞれこの3つに散りばめられている。
そしてそれを知っているのは私だけ、私はデータを写したメモリを引き抜くと、無線から音が聞こえた。
『ロブロイ、大変だ』
「お狙いの情報が、其処には2つしかないんでしょ」
『如何すればいい』
それだけでいいから入口にすぐ帰還、と言うと、邪魔なので無線を裏ポケットに入れた。
パルクールの補正を駆使して階段から飛び降りること数秒、屈強なSPの第2波が訪れる、と此処で尋常じゃない殺気を感じた。
今いる場所から咄嗟に離れると床が蜂の巣になった、如何やら、本命は地下の奥深くに居たらしい。
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水城紗綾 - 久坂朧@三色団子と朧は神さん» うぁぁ。ありがとうございます!頑張ります! (2019年8月10日 18時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» いえ、何か見た覚えのあるニックネームの方の名前だなー、と思って、探したら直前まで読んでた作品の筆者様だったのでつい……(笑)こちらこそ読んで頂いて嬉しいです、ありがとうございます!楽しみに更新待ってますのでそちらも頑張って下さいね! (2019年8月10日 0時) (レス) id: c1dc633bc5 (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - え!知ってるんですか!?え(困惑)………ッッ!!ありがとうございます!ログインもしていない私の作品を!知ってくださっているとは! (2019年8月9日 22時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
久坂朧@三色団子と朧は神(プロフ) - 水城紗綾さん» 閲覧及びコメントありがとうございます!そう言って貰えるととても嬉しいです!もしかしてkzの方で夢小説書かれてますか?そちらの方も楽しみに待ってます、更新待ってます!!改めて、ありがとうございました! (2019年8月8日 19時) (レス) id: 9224d831df (このIDを非表示/違反報告)
水城紗綾 - 右のお星様を押したいのに2回目だから押せないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーー!!! (2019年8月8日 19時) (レス) id: fd3bd08589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久坂朧@三色団子と朧は神 | 作成日時:2019年8月3日 17時