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『恥ずかしいです。』

「……君の真っ直ぐさは側から見ても伝わった。それが、俺には眩しく見えた。」

『え…?』

「君は、自分が思っているより魅力的だ。」


思わず顔が熱くなった。こんな風に人から、まして男性から言われたのは初めてだった。


『………』

「重いというのは、奴が男としての器が小さいからだ。
だが、そんな男ばかりでもない。」

『そうですか、ね。こんな私を受け入れてくれる人も居ますかね?』

「嗚呼。少なくとも…」


その先が発せられる事はなかった。
でも、ほんのりと染められた頬に、私の頬も更に熱を増した。



きっとまた勘違いをしている。

でも____



『………なら…こんな私が貴方とお友達になりたいって言ったら重いですか?』

「俺が器の小さい男だとでも?」


後悔したくなくて、ありっだけの勇気を掻き集めて一歩踏み出せば、再び細められた目はどこまでも優しくて。安堵と喜びで思わず小さく笑みを溢せば、その方がいい、と。
そんな風に言われれば、照れくさくて笑ってしまう。


『では、改めて、私とお友達になって下さい。えっと…』

「伊黒小芭内だ。A。」


名乗ってもいない自分の名前を呼ばれ、やっぱり勘違いではないのかも。


もしも、次に好きになる人が出来たら…
ありのままの私でも受け止めてくれる伊黒くんみたいな人を好きになりたいな。





あさひ



シレっと出てきてすみません。



冨岡義勇(羽糸)→←ー2



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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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ユリア(プロフ) - ねぇえええええまって私も聞いてない久々ツク開いたらなんなのこれ何で呼んでくれな(死) (2022年11月1日 22時) (レス) id: 5f1067fe3a (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - みおさん» ありがとうございます💖もう少し更新続きますので楽しんで頂ければ嬉しいです💖感謝ァ! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 9cf14e7eab (このIDを非表示/違反報告)
京華(プロフ) - あさひゆうひさん» あさひの新作通知もずっと待ってる!待ちすぎて舞ってる💃唯梨さんの実弥読めて私も嬉しかったよ!爆速過ぎて吹いたけどね!笑 いつも感謝ァ! (2022年9月25日 20時) (レス) id: 9cf14e7eab (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - みんなお祝いコメントありがとうっっっ🥰❤️もう書かねェ…!って思ってたけどみんなのおかげで創作意欲が湧きました!今後ともよろおねでっすー💁🏻‍♀️❤️❤️ (2022年9月25日 18時) (レス) id: e4ce53ad81 (このIDを非表示/違反報告)
唯梨(プロフ) - 奏海さん» かなみちゃんありがとうね🥰❤️色々落ち着いて戻ってきちゃった🧡🧡🧡🧡 (2022年9月25日 18時) (レス) id: e4ce53ad81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:京華/唯梨/羽糸/ひよ/あさひ x他4人 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2022年9月21日 11時

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