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プルルルルルッ♪ プルルルルルッ♪







「…ん」








電話…?

誰だろう?





時計を見ると、いつの間にか寝ていたのか夜の10時。







「も、もしも『Aちゃん!?』






通話ボタンを押すと、焦ったような聞き覚えのある声。





この声…


「至さん!!」







そういえば、だいぶ前に連絡先交換してたんだった。





「どうしたんですか?」

『あのさ、そっちに真澄来てない?』






え?

真澄?





「いえ、来てませんけど…」








真澄と至さんって仲良かったっけ?






「真澄がどうかしたんですか?」

『もう夜の10時なのに真澄帰ってきてないんだ…』

「…え?」








帰ってきてない…?


それって…?






『あ、ごめん。
言い忘れてたんだけど、真澄が入ってるMANKAIカンパニーっていう劇団俺も入ってる』

「えええええええ!!?」






驚きすぎて私はケータイを落としそうになる。





『ま、まぁ、その話は後でするとして、、』







あ、そ、そうだ。

確か、真澄帰ってきてないって。





『Aちゃんなら何か知ってるかなとは思ったんだけど』

「ごめんなさい」







胸の奥がザワザワする。

真澄に何かあったら…






「とりあえず、連絡してみます」

『うん…俺からしても何も来なくて』

「……わかりました」






またかけ直します、と言ってケータイを切る。



そのまま、LIMEを開いた。






『今どこにいるの?』





こんな時間に帰ってきてないってことは、

どこに行って何をしてるんだろう。

変な事件とかに巻き込まれてないといいけど。







モヤモヤと湧き上がる不安を抑えられず、
その場に座り込む。





すると、

ピコンッとLIMEの返信が来た。








『自分家』






え!?





バッ、と真澄の部屋の窓を見るけど真っ暗で。









それが余計私を不安にさせて、

真澄の家の玄関まで走った。






普段こんなことないから、


真澄と気まずいなんてこと忘れるくらい、



それくらい



不安だった___






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設定タグ:A3! , 碓氷真澄   
作品ジャンル:恋愛
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じゅんたん(プロフ) - こんばんは、初めまして。真澄推しのものです。けど今作に関しては真澄〜行くな〜等と思ってしまいました。切なくて至さんが優しくて(声優さんも素敵ですよね)勝手に想像しちゃいました。つづるんも楽しみにしています。 (2017年11月13日 2時) (レス) id: 031f9dff0c (このIDを非表示/違反報告)
春櫻(プロフ) - うあああああ。゚(゚´Д`゚)゚。目から汗が……(・_・、) (2017年11月11日 19時) (レス) id: a4b183ce82 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷんぺ ∂(プロフ) - なちゅ。さん» コメントありがとうございます!!更新頑張ります! (2017年11月9日 19時) (レス) id: 1dd4cba745 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ。(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。このお話ほんっっとに切ない!夢主ちゃん辛い( ; ; )更新楽しみにしてます! (2017年11月9日 1時) (レス) id: 7e18e4ca48 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷんぺ ∂(プロフ) - 実渕 魔理沙さん» コメントありがとうございます!!そうなんですか!ぜひ見させていただきます(,,・ω・,,)更新頑張ります! (2017年10月7日 17時) (レス) id: 1dd4cba745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もなみ | 作成日時:2017年9月23日 11時

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