認めなければ ページ42
玲於くん、優しく偉いじゃんって言ってくれて。
泣きたくなかったのに、ポロポロと涙が出てきて止まらなかった。
辛い時に駆けつけてくれて、私を励ましてくれて、どんどん私の中で玲於くんの存在が大きくなっていくのが分かる
何時からだろう、話したいから毎日会いたいに変わって、離れたくないに変わって、私は玲於君のことどう思ってるのかな、そんなのもう..
貴「!、電話。病院からだ」
そんな事頭で考えていたら携帯が鳴る、急いで出れば
「意識を取り戻しました 。後遺症も何も無くとても元気ですよ」
私が今1番聞きたかった言葉 。そしておばあちゃんの声
「Aちゃん心配かけてごめんねぇ..今どこにいるんだい。」
貴「玲於くんの家に居候?させてもらってる。今から病院行くね」
「あら、玲於ちゃんの、ちょっと玲於ちゃんに変わってくれるかい?」
言われた通り携帯渡す、何話してるんだろ、なんか玲於くん分かったってみたいな事ずっと言ってるし
玲於「ん、病院は明日でいーって、今日は泊めてもらいなさいって」
貴「あ、切っちゃったの?もう、まだ話したかったのに」
玲於「ばあちゃんから切ったんだって、じゃ〜風呂沸かしてくるから座ってて、あ、一人まだ怖い?無理なら全然ここに居るけど」
貴「うん、ありがとうごめんね。大丈夫」
すぐ戻ってくるから、なんて言って私の頭を撫でて部屋を出る
空気を吸えば玲於君の匂いがする、なんて考えちゃう自分。ちょっと気持ち悪いかな
一人になるの怖いって、私のこと心配してくれてそれですらもう嬉しくて、胸が苦しくなって
それと同時に玲於くんの笑った顔が浮かんで楽しかった思い出が流れ込んでくる
貴「私.... 玲於君のこと、」
そう、今私が考えている事は思っちゃダメなこと
でもきっと私はもう玲於君のこと.. 。これは認めない認めちゃ駄目なことなのに
好きになんてなりたくなかったって思いたくないから、それなら初めから好きになんてならなければいい
玲於くんとは夏休みが終われば会えなくなる、それに直ぐにお互いとも忘れる。だから、私はこの気持ちを認めちゃいけないんだ
玲於「あと15分くらいで沸くから」
貴「うん、ありがとう。」
だから、私玲於くんのことなんて好きにならないよ辛くて泣きたくないから 。
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心音(プロフ) - ありがとうございます!! 続編楽しみにしてます!!(^ω^) (2018年10月11日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - 心音さん» うわああ;;;;めっちゃくちゃうれしいです。ほんとにありがとうございます。そうですね、やっぱり続編いてからにします!!きちんと書くので楽しみにしててくださいね! (2018年10月9日 21時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
心音(プロフ) - 私は、この続編が終わってから新作みたいです!! そうしたら、楽しみができるからです!(^ω^) 正直、新作が先でも全然構わないです笑 とりあえず、私は作者さんの小説?が読みたいです!!(^ω^) (2018年10月9日 0時) (レス) id: f04cf3a636 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - ますみさんさん» やだなんで知ってるのっっ!!最近多忙で本当は全然見れてないです!!私の隼とびきりかっこよくして幸せにしてあげて……あめちゃん早くますみちゃんと書きたいよ(ハァト)ラインであんなに誘ってるのに、、 (2018年10月8日 21時) (レス) id: a61ec3d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
ますみさん(プロフ) - SOLTWORLDさん» うわわわ...嬉しすぎて内蔵でそう..。そうですよね!!やっぱりこのお話を書き上げてからにします..笑ありがとうございます! (2018年10月8日 21時) (レス) id: ae066e6e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ますみさん | 作成日時:2018年9月17日 11時