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『ほんとはウィンターカップ終わってからにしようって思ってたんだけど、このままギクシャクしてるのも嫌だし』


真「………」


『これを言いたかっただけだから。真澄くんが監督さんのことを好きなのは知ってるしあんまり気にしないでね』





返事はいらないから。

と、真澄くんに背を向けた。





真「待って!」





急に引っ張られた腕。

後ろ向きのまま、私は真澄くんの腕の中。






『へ、…真澄くん?』


真「こんなこと言われてそのまま帰せるわけない。アンタ、勘違いしてる」


『…え?』


真「確かに最初は監督と同じ顔に一目惚れだった。でも、今は違う。すぐ照れるところも、怒ったところも、マネージャーとしてのアンタも全部好き」


『それって…』


真「俺はAが好き」







真「それに、」






そのまま真澄くんは私の前に回った。

今向き合う形になる。






真「こんなに俺を夢中にさせたんだから責任とってもらわないと気がすまない」


『責任!?』


真「アンタを一生離してやらない。俺はアンタのもので、アンタは俺のもの」


『ふふっ、うん』





なんだか真澄くんらしくて、笑みが溢れた。






『真澄くん、』


真「なに?」


『好き』


真「……ッ!」





真澄くんの顔は真っ赤で、意外なところを見れて嬉しかったり。





真「アンタから言われたの初めて…アンタ意外と大胆…」


『大胆って!』


真「でも俺の方が好き」






近づいてくる真澄くんの顔。

避ける理由なんてなくて。






『………///』


真「…可愛い」


『真澄くんは凄いよね。そういうこと普通に言えて』






恥ずかしくて、中々言えないよ。





真「アンタにだけ」


『……そういうところ///』






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Gang ster×Sick - 私は真澄のモノになってもいい!貢がせて・・・。 (2019年11月16日 0時) (レス) id: 9175532e2c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲那 | 作成日時:2019年6月4日 7時

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