【碓氷真澄】アンタは俺だけを見てて【黒バス×A3】

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笠「合宿するぞ」


全「え？」





ウィンターカップ二週間前

急に笠松先輩がそんなことを言い出した。





夏休みでも冬休みでもないのに、合宿なんて初めてのことだ。





『珍しいですね』


笠「碓氷も入ってきたし、最後の追い込みだ。学校は公欠にしてもらえるし、監督の知り合いに宿も貸してもらえることになったから心配すんな」


黄「どこでやるんスか？」


笠「ここから距離があまりないところだ。隣に体育館もあるし、温泉もあるし良いとこだろ」


『温泉！良いですね！』


森「混浴はあるのか！？」


『あっても入りませんよ』


森「クソッ！」





森山先輩ってこんなキャラだったっけ。

いや、こんなキャラではあったけども。






笠「明後日から行くから、各自準備しておけよ」


真「アンタと一つ屋根の下…」


『いや、皆もいるから！』


笠「んで、部屋を貸してもらえることになったから、」


真「俺とアンタが同じ部屋」


笠「Aは一人部屋で、碓氷と黄瀬と早川が同じ部屋。俺と森山と小堀が同じ部屋だ。あとは…」


黄「よろしくっスよ☆」


早「よ(ろ)しくな！」


真「嫌だ…」





一人部屋…！

しかも温泉だし！合宿とはいえ、楽しみ！






黄「あれ、どこ行くんスか？」


『足りないからスポドリ追加で作ってくる！』


黄「俺も手伝うっスよ！」


『ありがとう』


真「じゃあ俺は作ってるアンタを見てる」


笠「いや、手伝えよ！」






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