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9話 ページ10

ギ「あれー?もうおしまい?」

ノ「今日はもうよそう
あんまり遅いとママが心配するし」

ド「いつか…出ていくんだな」


悲しそうに柵の先を見るドン


『ここは孤児院だからね…
12歳になったら出ていくのは仕方ないよ』


私やノーマン達はもうすぐ12歳になる…

会えないのは凄く嫌だな…


ギ「あのさ、全然届かないよね!手紙」

エ「手紙?」

ギ「ほら!ハウスを出ていって
誰一人寄越さないじゃない」

ノ「そりゃ里親に遠慮する気持ちも
あるだろうし」

ド「でも、俺達生まれてからずっーと
一緒なんだぞ!!血は繋がってないけど
本当以上の兄弟だろ!」

ギ「きっとハウスの事を忘れちゃうぐらい毎日楽しい事でいっぱいなのね(・へ・)」

エ「だったら良いじゃん!
嬉しいよ!私」

『兄妹が幸せなら
私達も凄く幸せだしね♪』

ギ「あー!私も早く外に出たい!!」

ナ「出たら何したい?」

ギ「決まってるじゃない!服よ!服!」

ド「出た(ーー;)」

ギ「だって!今これ一種類だけだよ?!
本で読んだの!外の世界には信じられないくらい沢山の本があるのよ!全部着てみたい♡」

ナ「俺は美味いもの食いたいな〜」

ド「アリアドネみたいな女の子と
デートとかしてみてー!!」

ギ「高望みし過ぎよ(=_=)」

ド「何だと?!失礼だな(# ゚Д゚)」

『大丈夫だよ♪ドンなら
私みたいな女の子よりもっと良い子
が見つかるから(*^_^*)』

ド「アリアドネ〜♡」

ギ「相変わらず本当に全て完璧ね♪
もうたまらないわ〜(>ω<)」


ギルダがまた興奮しているのを

どうすれば良いやら…(¯―¯٥)

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作者名:アスカ | 作成日時:2019年4月15日 19時

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