負の連鎖…7 ページ28
♡
まっすーは意識は戻らないものの、安定しているから、しげと慶ちゃんのいる病室に移された。
顔に刻まれた痛々しい傷。肩と足に巻かれた包帯。痛かったね…
俺はまっすーの手を握る。
「まっすーよく頑張ったな…」
慶ちゃんはそう言ってまっすーの頭を撫でる。
「まっすーのせいじゃないからな…」
シゲはベットからまっすーに声をかける。
「まっすー起きて。もう大丈夫だから。」
俺はまっすーの手をぎゅっとする。
するとまっすーはゆっくり目を開いた。
「てごし…けいちゃ…しげ…みんな…ぶじ…？」
なんで開口一番に俺らの心配なんだよ。一番怪我ひどいのまっすーなんだよ。
「けいちゃ…俺のせいで階段から落ちちゃったのごめんね…
しげ無事でよかった…俺のせいで二回も怖い思いさせてごめん…
てごしも、車にひかれちゃったの…ごめんね…」
しげ…さっきのこと言うんだ！
「まっすー、自分のせいだなんて言わないで、あの女のせいだよ。全部全部。」
慶ちゃんが言うんかい。まぁみんなが思ってるからね。
まっすーは目が覚めた日、自分の家を売り払った。あの場所へはもうこわくていけないって。
とりあえず俺たちはまっすーをずっとぎゅっとしていた。
まっすーの退院の日、慶ちゃんもシゲもどうしても外せない仕事が入っちゃって、俺がまっすーを迎えに来た。
「手越、なんでおれこんな目にあってばっかなんだろ、神様に嫌われてるのかな」
そうだよね。誘拐もストーカーもなぜかまっすーばっか。
「でもね、おれみんなとシェアハウスできて、みんなのかっこいいところたくさん見れて、みんなの優しさをひとり占めできてるみたいで嬉しい。」
まっすー…そんなこと思っててくれたんだ。
「おれね、前も言ったけど手越としげと小山がいるから生きていられるんだよ。いつも本当にありがとう。」
「そんなの俺も、シゲも慶ちゃんも思ってる。たくさん辛い思いさせて、守るって言っていつも怖い目にあわせて、それでもいつも笑顔でいてくれる。」
まっすーの笑顔で元気をもらってるのはファンだけじゃない。
「「まっすー！！」」
あれ？慶ちゃんとシゲ？
「仕事終わった！」「手越ばっかかっこいい思いさせねーぞw」
「ねえ。みんな…これからも一緒?」
「当たり前。この四人は絶対離れないよ」
「慶ちゃん良いところを！！俺もみんなとずっといっしょだよ」
「ってか離れるわけねぇだろ」
「ありがとう」
まっすーの笑顔やっと見れた。
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しおり(プロフ) - ののさん» りょうかいです！！リクエストありがとうございます(*^^*) (2019年2月22日 19時) (
レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - まっすーがPTSDになってしまってそれで手越が励ます?的なのをお願いします！テゴマスメインで、 (2019年2月21日 7時) (レス) id: 7b69eed5b7 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)るな(プロフ) - リクエスト答えてくださりありがとうございます！ めっちゃ最高です！！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 95f119d2e7 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - (名前)るなさん» コメントありがとうございます！『喧嘩はだめ』の方で書かせていただきました！キレてるまっすー書くの楽しかったです！！また何かあったらいってください！！(*^^*) (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - A.Mさん» リクエストありがとうございました！！『無理しないで』の方で書かせていただきました！いかがだったでしょうか？またリクエスト待ってます！！ (2019年2月8日 18時) (レス) id: 120fc1988f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおり | 作成日時：2019年1月20日 18時
