Mask＿14

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壱馬side



レコーディング終わり陸さんはジムへ
俺と北人はマネージャーの車へ
向かってると聞こえた声。


＿パーパっ！＿

「え？」


振り返ると一生懸命歩いてる壱叶が居た。


北人「は？壱叶っ？！」

「何で1人…Aは？！」


慌てて駆け寄るとしがみついて来たから
抱き上げた。


壱叶「パパっ！」

「ちょ、なにしてん！ママは？！」

壱叶「ないっ！」


ない？居ないって…どう言う事？


北人「姫居ないの？！」


周りを見ても姿はない…
時間を見れば迎えに行ってておかしくない時間…


「壱叶、何で1人なん？」

壱叶「パパっ！北ちゃ…！あーって！」

北人「どう言う意味？」


ある程度はわかる壱叶の単語、
多分、俺達を見つけたからって言いたいんだろう…


蒼太「壱叶くんっ…！！」


その時聞こえた声に反応した壱叶は
俺にしがみついた


「何で岬くんが…」

蒼太「良かった…見つかった…」

北人「どう言う意味？」


何でお前が壱叶を探してんねん…。

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