Mask＿13

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壱馬side


『え？かっこいいって言ってほしかったの？笑』

「悪い…？」


やっと言ってくれた事に安心して
待ってたと理由を話したら笑いだしたA


『いや、セットしたまま珍しいなぁって思ったしかっこよかったけど…』

「今更否定せんといてな…」

『違うよ、そんな事しなくてもかっこいいよ？普段の壱馬も』


心配する必要はなかったみたい…


「ほんまに？」

『今更嘘つく必要ある？笑』

「ない…」

『それとも伝わってなかった？あー残念だなー』

「伝わってる！」


うちは…やっぱり安泰だ。


『別にヨダレ垂らして寝てもイビキうるさくても歯ぎしりうるさくてもかっこいいよ？』

「え、俺やってるん？！」

『いや、やってないけど。笑』

「ビックリしたやん！」

『基本朝までホールドキープ…』

「いや、嫌そうに言わんといて。笑」


仕方ないやん？
隣に居るのにホールドせな落ち着かんし


『むしろ好きっす！』

「良かったっす…笑」

『なんだろうこの平和な感じ』

「平和が1番やろ」

『そりゃそうだー』



でも密かに思ったよね、
一生かっこいいって言って貰えるように
頑張ろうってさ。

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