【カオス】ラブシュトーリーは突然に。

『パンダコパンダ』 ページ30

　



　

どうも、みなさんあろまほっとです。
僕は最近とても楽しいです。
これもどれも彼女のおかげ…ですかね。


『って聞いてます！？あろまさん！？』

「ん？あ、全く聞いてなかった。なに？」

『なにって！あなたがLINEで呼び出したんでしょうが！あの写真で！脅して！』

「え〜なんのこと〜？俺はただぁ、たまにはAと2人でお茶でもしたいな〜って思ったりなんか企んでたり〜」

えっなんか企んでるの！？とガタッとイスから立ち上がるAをみて笑わずにはいられない。この子ほんと面白いなぁ。

「うそうそ、ほんとに2人で話してみたかっただけだよ。」

『あろまさん…ほんとに今日付き合ったらその写真消してくれます？』

「いえすいえす。」

『はぁ…大事な休日なんですからね…あろまさんにこの大事な大事な休日あげるんですからね！』

「ノープログレム」

『くっそちょこざい〜！』

さぁて今日はAの心境を上手く聞き出せるかな〜

「んじゃ街に洒落込みますか〜」

＊＊＊

『洒落込むって言ってゲーセンって…』

「なんか言った？」

『イエ、ナニモ。』

普通に久々にゲーセンのゲームがしたくてきたけどどうやらAはお好みではないらしい。

『あ。』

「？どした？あ、それ欲しいの？子供らしいな〜どれどれおじさんに任せなさい。」

Aが見てたのは変なしゃくれているパンダのマスコットキーホルダー。いまいち可愛さが分からないがこういうのを今どきの子は好きなんだろう。っと俺にかかればこんなもの、

「すぐ取れちゃうんですね〜ほい、あげる」

『えっいいんですか！うわぁ！ありがとうございます！』

そういってキラキラした目でパンダを見つめるA。あーなんかこういう純粋な感じ、悪くないなぁ。

『やっぱFBさんに似てるな〜ふふっ』

パンダを見ながら言ったから完全にひとり言だろうけどはっきり聞こえた。

「FBの方ね〜ふーん。面白いじゃん。」

収穫あって良かった。これでまた楽しめるな。違う意味で今日十分楽しかったけど。

『え？なんですか？』

「ナンデモナイヨー」

えっこわっ！と怯えるAをみてやっぱりこいつ面白いなと思った。


　

　

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