外出が十五回 ページ17
A視点
私は適当にサンドウィッチとコーヒを頼む。
やべぇよやべぇよ今私ってば喫茶うずまきで今ご飯食べようとしてるヤバイ。
どどどどどどうしよう死にそう。シンプルに死にそう。
幸せすぎるんだけどこれって若しかして私死んでる?死んでるの?
いやまぁ死んだかどうかは別として、取り敢えず生まれ変わってはいるけどね!
とかそんな事を考えていればそう時間も掛からずに注文品が運ばれて来たので食べる。
ヒャッハーうめぇ!当たり前にうまい!珈琲もヤバイ!良さとか分からないけど素人でも分かるぐらいヤバイ!
そうテンションぶち上げて、サンドウィッチの量が半分ぐらいになってからやっと落ち着き始める。
まだそわそわしてるけどそこはまぁご愛敬。
………いやていうか文ストファンでここ来て落ち着いてる人とか居る?居なくない?
まぁ私以外の転生者なんて見た事無いし知らんけど。
そんな超ド級に如何でも良いことを考えていればカランカランとドアベルが鳴り、私は反射的にそっちを向く。
そこには原作キャラの谷崎兄妹、国木田さん、太宰さん、大荷物の敦君が居た。
エッなんか来るの早くない!?まだ朝じゃ………わぁもう昼!私昼に起きたのかなるほどぉ!
そりゃもう原作メンバー喫茶うずまきに来るよね!!だってもう昼だもんね!そりゃそうだ!
私は鎮まりかけたテンションがまたぶち上げられたのを感じながら、皆にニコニコしつつ声を掛ける。
『やぁ久し振り………っていうほど時間も経ってないけどね!
まぁ兎に角こんにちは。そこのお二人とは初対面だよね?』
「Aさん!?どうしてここに!?」
「お前はあの時の小娘!」
「やぁA!こんな処で会うなんて運命を感じるね!」
『残念ながら感じないんだなぁこれが』
そう言いながらコーヒーを啜る。
谷崎兄妹はクエスチョンマークが見えてきそうな顔をしている。そりゃそうだ。あの人達からしたら私全く知らない人だし。
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紅(プロフ) - 終わっているですと!? (2月20日 0時) (レス) @page48 id: c840862e70 (このIDを非表示/違反報告)
くまさん - お願いします!!!終わらないでください!超好みの小説なんです〜! (12月10日 1時) (レス) @page48 id: 888b8ee33d (このIDを非表示/違反報告)
メープル - こういうのホンっと好きです!続きをお願いします!!!! (12月9日 14時) (レス) @page48 id: e52a8096f8 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おわた? (12月2日 10時) (レス) @page48 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 終わっ…て…いる…? (9月8日 16時) (レス) @page48 id: 8f5d606c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐教信者 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年4月20日 9時