二話 ページ4
A視点
学校に着けば、私は教室に向かう。
何故だか私には学校そのものとか昇降口や教室の場所が分ったり、学校内でも迷わずに歩けたたりした。
身体に記憶が染みついているのだろうか、それとも転生者特有不思議パワーだろうか。
そんな事を考えつつ、私は教室のドアを横にガラガラと引き開ける。教室のドアの上の札を見るに私は一年生らしい。
それから、記憶の通りの席に向かうと。
『………マジか』
隣の席の子がまさかの轟焦凍でした。
私は一瞬固まってそう呟いたものの、呟いたのとか凝視してるのとかがバレないように直ぐに何事も無かったかのように席に座って机の上のランドセルと向かい合う。
えっ。えっ。ナニコレ。如何云う事？？
私は物凄く混乱したが、取り敢えず、私は落ち着く為にゆっくりと息を吸って、それから吐いた。
未だ随分と混乱しているが、考え事が出来る程度には落ち着けた。
うん、先ずは私が『僕のヒーローアカデミア』の世界に来た事が分かったな。
確かに私は腰の付け根辺りからなんか先がUSBみたいになってるケーブル生えてるしな、こういう世界だった事は考えついても良かった筈だよね。
て云うか無個性じゃなくて良かった。何の個性かは知らないけど。
『………ッあ………！？』
そう思っていると、私は色々な光景がフラッシュバックすると共に激しい頭痛に襲われる。
咄嗟に頭を押さえて身を縮めたが、頭痛はほんの一瞬の物だったようで直ぐに収まった。
私はゆっくりと背筋を伸ばしながら頭から手を離し、数度ゆっくりと瞬きをしつつ考える。
フラッシュバックした光景は、如何やら私が今世でこの子に転生する前の記憶の様だった。
頭痛は、膨大な情報の処理に脳が追い付かなかったとかそんな感じだろう。
て云うか、この前から脳が処理落ちしすぎじゃない？いやこんな事になってるからしょうがないのかもしれないけど。
まぁ其れは置いといて、今重要なのは“私に成る前の私の記憶”だ。
もう直ぐ授業開始のチャイムが鳴ってしまうので、ランドセルの片付けを急ぎで済ませつつ考える。
………で、“私が私に成る前の記憶”によると、私の持つ個性は『コンピュータ』とか云うトンデモチート個性。
人や本の情報を一瞬でスキャンし読み取ることが出来たり、脳がスーパーコンピュータの様に賢くなったりする。
じゃあ何で今私はこんなに混乱てんの、と声に出して突っ込みそうになった。
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イチカ - ポイズンネタに思わず爆笑してしまいましたw (2023年1月29日 13時) (
レス) @page47 id: 4c1e53102c (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - （゛゛）さん» そう言って頂けて嬉しいです！ですが、ちょっとあの作者リアルが忙しいので其処ら辺は無理っぽいです…すみません… (2019年5月2日 23時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者と豆板醤の絡め合え(プロフ) - No.0さん» いえ誤字です本当に申し訳ありません…直しておきます… (2019年5月2日 23時) (レス) id: 342d18db20 (このIDを非表示/違反報告)
（゛゛） - 轟様最強だ！ヤバい！検定とか、作れたら作ってください (2019年5月2日 20時) (レス) id: 50935d5c09 (このIDを非表示/違反報告)
（゛゛） - 泣きそうなくらい、はまりました。お願いします。性格がどうとか、どうでもいいので、高校卒業してからのやつとか作ってください。誤字脱字は、ある程度はいいです。上から目線すいません。 (2019年5月2日 20時) (レス) id: 50935d5c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆腐教信者
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作成日時：2018年11月4日 23時
