美しい（一くん視点） ページ32
京の町
満開の桜の木の下。
Aは桜を見上げ、少し目を細めると俺を見て微笑んだ。
A「綺麗。」
綺麗なのはAだ。
いつまででも見つめていたい。
美しく愛しいと思う。
斎藤「綺麗だ。」
A「一くん。」
Aから笑顔が消えた。
斎藤「A？」
A「なぜそんな顔をするの。」
もうこうしてAを見つめることなど無いのではと考えてしまっていた。
斎藤「いつまでもAを見ていたい。」
Aは俺では無い誰かを想うのだろう。
そんなことも考えていた。
A「桜を見ようよ…//」
頬を染めるAはさらに愛しい。
斎藤「嫌か。」
A「嫌じゃないよ…//」
Aの手を引いて抱き寄せた。
斎藤「Aが桜のようだ。」
A「一くん…//」
俺の言葉一つ一つに頬を染めるA。
可愛いらしい。
顔を近づけ見つめれば紅い瞳には俺だけが映る。
目を閉じてAに口付けた。
そのまましばらく唇を重ねたままでAを強く抱きしめた。
Aは涙目になって、何故か息を吸い込んでいる。
斎藤「すまない。」
A「違う。息を止めていたから。」
斎藤「なぜ息を止めていた？」
A「だって、口付け…//」
息を止めていたようだ。
斎藤「口付けの間息を止める必要はない。」
確かにとでも言うようにAがこくこくと頷いた。
斎藤「もう一度。」
A「…っん？！」
今度は深く深く口付けた。
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (
レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん２５さん» ごめんね！！大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん２５(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マヨ | 作成日時：2014年4月7日 18時
