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No.46 ページ46

隼side



点滴が終わって針を抜きにくる看護師さん。


隼「点滴終わったら帰っていいって。」


『ん、わかった。隼ありがとう。また明後日な。』


目が赤いのを見ると、きっと泣いていたんだろう。



隼「何言ってるの?僕も悠くんの家に行く。心配だし。」


『もう大丈夫だって…』


隼「さっきもそう言って…もっと僕を頼ってよ!!!」


『…うん、ありがとう。』


病院を出て、タクシーを拾う。


悠くんが家の住所を伝えて走り出す。



家の前に着いて、悠くんが料金を払って降りる。


『本当にもう大丈夫だから。迷惑かけてごめん。』


隼「僕も行くよ。話したい事あるし…」


『…わかった。』


家に向かう間、支えてあげながら家へと向かう。



そして、ソファに横になる悠くん。


隼「とりあえず熱測ってみて。」


『さっきも測ったけど、大した事ないよ。』


隼「体温計どこ?」


『…その棚の中。』


言われた通り棚を探して、見つけた体温計。


隼「はい。」


渡すと、今度は大人しく熱を測る。




ピピピ



『…』


脇の下から体温計を出し、僕に渡す。


隼「え、ちょっと!大丈夫じゃないじゃん!」



体温計に記された体温は39.6。


『少し下がったじゃん。』


隼「病院では何度だったの?」


『40.1』


隼「はぁー…」


よくそれで大丈夫とか言えるよね。


僕なら38度超えた時点で、無理だ。


隼「ちょっと、ご飯作るから、ちょっとまってて!」


『料理出来んの?笑』


隼「簡単なものくらいなら作れるよ!」


そう言ってキッチンに立ったものの…


何をしていいのかわからない。


とりあえず、お粥を作ろう。


ネットで調べたらどうにかなるっしょ。






.

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まあ(プロフ) - 片ノ瀬乃於さん» コメントありがとうございます!頑張って更新しますので、楽しみにしていてください(^^) (2019年4月5日 20時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
片ノ瀬乃於(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!続きとっても楽しみです。頑張ってください! (2019年4月5日 19時) (レス) id: 7c0d27effe (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - kulさん» 好きと言ってもらえて嬉しいです(^^)コメントもらえて、やる気が出ました!ありがとうございます(^^) (2018年12月3日 21時) (レス) id: f95bb6046c (このIDを非表示/違反報告)
kul(プロフ) - すごく好き、で何回も読み返しちゃいます!これからも応援してます! (2018年12月3日 21時) (レス) id: 6f2e676eb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まあ | 作成日時:2018年11月5日 1時

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