気づいても、知らぬふりを

No.39 ページ39

朝起きると体がダルい。


ダルい体を起き上がらせて、涼太の分の朝食を作る。


私は食欲無いから、コーヒーだけでいいや。


涼「おはよう。」


『はよー。』


涼「あれ？悠くんは食べないの？」


『あー…。もう食った。』


さすがに私だけ食べてないなんて違和感あるよな。って思って、咄嗟に嘘をついてしまった。


涼「もうー。待っててくれればいいのに。」


『ごめんって。』


涼太と準備をして、いつもはしないマスクを付けて事務所へ向かう。


今日は撮影とラジオだっけ。


頑張らないと。



歩いて事務所へ向かっている間も、歩くのがやっと。


楽屋に着いて、みんなに挨拶をして、ソファに座っている亜嵐の隣に座る。


『ごめん、ちょっと膝貸して。』


亜「え、何？笑」


亜嵐の膝枕で目を瞑る。


目を瞑るとすぐに眠気が襲ってきて、眠ってしまった。


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亜嵐side

亜「え、悠くん、寝ちゃったんだけど。」


メ「何か悠くん震えてない？」


隼「寒いのかな。僕のコート掛けておきます。」


メンさんに言われて気づいたけど、確かに少し体が震えてる。



玲「昨日涼太くん一緒だったんじゃないの？」


涼「うん、でもいつも通りだった気がするけど…」


隼「ちょっと失礼…」


隼が悠くんのおでこを触る。


隼「たぶん熱ありますね。」


亜「今日の撮影大丈夫かな。」


龍「とりあえず今日は悠くん1人にしたらあかんね。今日それぞれ仕事どんな感じ？」


亜「メンバーみんなで撮影と、個人は涼太と玲於は撮影と取材、メンさんと俺はEXILEの打ち合わせ、龍友くんと裕太くんと悠くんはラジオで、隼は別のラジオだよね、確か。」






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