ホームレスを拾いました3

No.145 ページ45

教会を出ると、待っているみんな。


フラワーシャワーが私たちに向けられて投げられる。


そして、最後にいた、メンバーみんな。


「本当にありがとう…。」


龍「ほんま隠すの大変やったわー。」


涼「危なくバレる所だったじゃん！」


「俺…さっきAにプロポーズした。」


亜「え、してなかったの？したのかと思ってた。笑」


裕「プロポーズ前の結婚式になったんやな！」


『こんなプレゼント…私たちからのプレゼントがちっぽけなものになっちゃった…。本当に嬉しい！ありがとう！』



みんなそれぞれに感謝の言葉を伝えて、最後にみんなで集合写真を撮った。


その後、玲於は私のお父さんとお母さんの所へ行った。


「本当に…本当にありがとうございます！！俺、Aにプロポーズしました…。遅くなってしまいましたが…Aさんと結婚させてください！！」


そう伝えて、頭を下げた。



父「玲於くん、Aの幸せそうな顔を見せてくれてありがとう。実は、この前来た時に、この話を聞いてね…泣きそうになったよ。君もAも、いい仲間がいるんだね…。この先もAの事をよろしくお願いします。」


そう言って、お父さんは玲於に頭を下げた。




目に涙を浮かべながら。




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