ホームレスを拾いました2

No.60 ページ10

『玲於…足りない…』


こんな事自分で言うのは恥ずかしいけど、言わないと玲於がしてくれない気がして…


「…本当に我慢出来なくなるよ？」


『玲於ならいいよ。』


「じゃあ…」


『あ！…でもその前にお風呂入ってこよ？』

ムードを壊してしまった。


「ムードぶち壊し。笑」


やっぱりそう思うよね。


『…ごめん』


「でもAらしいか。笑」


『私らしいって何！笑』


ムードを壊しちゃっても怒らない玲於。


愛されてるなって思う。


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玲於side


2人で温泉まで行き、また後でと別れた。



頭を洗いながら、さっきのAを思い出す。


「はぁ…やば」


思い出しただけでも興奮してしまいそう。


こういうの初めてだけど…


大丈夫なのか、不安になってきた。


お風呂から上がって、またさっきのような雰囲気になるんだろうか。


こういう時は龍友くんにでも聞いてみようかな…


それとも涼太くんがいいかな。



色々考えながら温泉に浸かったりしていると、結構な時間が経っていた。


急いで出て、涼太君にLINEをしてみた。





どうしたらいい雰囲気になりますか。





たぶん、涼太君だったら、これだけでも察してくれると思った。




そしたら意外と返信が早くて、


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涼太

お互いが無言になった時に、ディープキスでもしたらそういう雰囲気になるんじゃないかな。
あとは、Aさん年上だし、リードしてくれるかもね！
あ、今度感想聞かせてね(^^)


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ディープキスって…あれだよね。


やばい、緊張してきた…









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