やめたい49 ページ50
レオ「俺さえ、居なければ・・・・俺が、兄じゃなけりゃ、お前は、ずっと・・・・
幸せになれてただろ・・・・？
なんでだよっ・・・・・なんでっ・・・・・！」
貴「・・・・・・お兄ちゃんに、言われたこと、ずっと、覚えてる、『妹じゃない』って言われた時もショックだったけど
本当にそうかもしれないって・・・・・私がいたからお兄ちゃんを苦しめてるって・・・・お兄ちゃんも私が居なければよかった・・・・そう思ってるんでしょ？だって、お兄ちゃんは『天才』だもん、出来損ないがいても、嫌でしょ・・・・・」
レオ「ちがっ・・・・・・」
貴「ごめんね・・・・・お兄ちゃん・・・・・くるしめて・・・・」
レオ「違う、俺は・・・・お前のこと大好きだっ・・・・・だけど・・・・俺がいつも傷つく言葉ばかり並べてお前を苦しめて・・・・俺が悪かったからっ・・・・だからっ・・・・そんな顔すんなよ・・・・・！
そんなこと、言うなよ・・・・・！」
ゆうた「・・・・口を挟んですいません、月永先輩はどうしたいんですか？Aと離れる？それでお互いが幸せになれる？違うでしょ？あなたは、もっと別のこと、思ってるんじゃないんですか？」
レオ「・・・・・・Aっ・・・・・俺のこと、赦さないで・・・・・だけどさっ・・・・・もう一度、もう一度願っていいならっ・・・・・！！
俺と・・・・・・一緒にいて・・・・・？兄妹でいて・・・・・俺がっ！お前を守るって・・・・・もう傷つけないって・・・・約束するからっ！！」
お兄ちゃんが精一杯伝えてくれた
少し、少し怖い
だけど
私はそれに精一杯
答えようと思う
貴「わ・・・・たしもっ・・・・・お兄ちゃんと・・・・いたいっ・・・・・！！
うあああああっ・・・・・・！！」
レオ「ごめんなっ・・・・・A・・・・・！」
お兄ちゃんは私に抱き着いて来て
私たちはその場で泣き続けた
そんな姿を、ゆうたくんやほかの人たちは見守っていた
〜エピローグ〜
ゆうた「あーあ・・・・月永先輩に取られちゃった・・・・・」
貴「どういうこと？」
あれから、パタリと言われることが無くなった
だけど、私は専属として『2wink』のまま
ゆうた「・・・・ねぇ、A、Aは学校辞めたい？」
彼は初めて会った時みたいにそう聞いてきた
もう、私は大丈夫
少しだけそう思った
それは、君に変えられたから
貴「はははっ・・・変えられちゃった・・・・辞めたくないよ、ゆうたくんとずっと一緒にいたい」
辞めさせてくれない彼
私は、彼に心を奪われました
終わり
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (
レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………！すごい嬉しいです！好き言って言って下さりありがとうございます！ (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年11月11日 21時
