やめたい45 ページ46
私の捜している人
月永さんは直ぐに見つかった
『夢ノ咲学院』から離れている丘の方に
私はあんずさんに連絡を入れた
貴「つ、月永・・・・さん・・・・・」
レオ「っ・・・・・」
月永さんは傷付いた顔をして、泣いていた
レオ「何で、来たんだよ・・・・俺が行かなきゃ・・・・お前にもう会うことねぇだろ？」
貴「でも・・・・・」
レオ「お願いだからっ・・・・・帰れよ！！これ以上・・・・俺を苦しめるなっ・・・・・！」
座り込んでしまう月永さん
泣いているその人に私は近づいた
不思議と、初めて会った時より怖くなかった
私は、泣いている月永さんを抱きしめた
〜月永レオside〜
レオ「っ・・・！おいっ・・・・！」
Aは俺を抱き締めた
普通ならやらないのに
俺が、怖がらせて
Aは怯えて、俺に近づくこともないのに
貴「だい・・・・じょうぶです・・・・月永さん・・・・・」
何も大丈夫じゃない
レオ「何で・・・・・」
貴「傷ついてるじゃないですか・・・・・苦しんでる・・・・・」
レオ「いい加減に気付けよ！！俺にこんなことする必要はない！！
リッツとユウタがお前を、お前の記憶を戻したいからって・・・・
だけど、俺がいても、お前を怖がらせて、傷つけるだけだからっ・・・・
最低な・・・・『兄』だからっ・・・・俺なんかに・・・・」
ユウタとリッツは記憶を戻したい
リッツは俺と同じだと思ってた
今のままの方が、Aが幸せだって
このまま、俺たちの関係を言わないで
俺と関わらなければ、Aは苦しまないって
ユウタだけ覚えてるなら、それでいいって
だから、行かなかったのに・・・・
貴「あの・・・・・ゆうたくんから、聞きました、私は、記憶を無くしてて、前にもあったって
あなたが、何をしたかは分かりません・・・・けど、このままじゃ・・・ダメだからっ・・・・
もし、私があなたを傷つけてたなら、謝ります・・・・」
レオ「俺だから・・・・・・俺がお前を傷つけた、傷つけたくせに、自分で傷付いただけだ
お前は・・・・・傷つく部分がないほど、弱ってるのに・・・・俺に優しくするな、罵倒しろ
もう、俺に関わるな、記憶が戻っても、家からも出てけ、俺には、最善策がわかんないさら
こう言うことしか、言えないけど・・・お願いだ、もう・・・・・俺と、関わらないで・・・・・」
Aの記憶を戻さない
それが、こいつを傷つけずに幸せになれる唯一の方法
俺らが、元通りになる
そんなことは、出来ないし、願っちゃいけないんだ
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匿名希望 - 深夜に読んだら涙止まらなくなっちまいました神作品ありがとうございます!!!。 (9月2日 4時) (
レス) id: 8c5c96fd1b (このIDを非表示/違反報告)
りこっぴ - めちゃくちゃ泣いてしまいました(≧▽≦) (2022年1月30日 22時) (レス) @page1 id: 6193ec296a (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
aine - 泣いちゃいました。 (2022年1月29日 18時) (レス) @page50 id: 87b93d0517 (このIDを非表示/違反報告)
藍姫(プロフ) - 結さん» ありがとうございますっ………！すごい嬉しいです！好き言って言って下さりありがとうございます！ (2021年7月22日 10時) (レス) id: 64dda06758 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=maruyamarika
作成日時：2019年11月11日 21時
