女狐【 wrwrd 】 (ページ23)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:60,599 hit

第21話ページ23

(貴方視点)

『はい、冷たいお茶。』

コップをテーブルに3つ置き、Aも3人の反対側のソファーに座った

3人がお茶を飲んでいる姿を確認し、Aは口を開いた

『で？何か言いたいことでもあるの？ゾムくん』

そう言うと3人は驚くように目を開きコネシマは笑いだした

kn｢アッーハハハ！やっぱりAには隠し事は無理やなぁー！ゾム腹割って言ったれ、｣

その発言でAは私の考察があっていたことを察し、

ゾムの方に体を向けた

ゾムは体を縮め、何かを言い出そうとして、

口をパカパカしている。

『落ち着いて。ゆっくりでいいから、、、。ね？』

zm｢!!あの、俺昨日あんさんに酷い事…ホンマにすまんかった！！！！！！｣

『ｯえ、』

Aは拍子抜けした。

昨日のように何かあるのかと身構えていたが、

そんな心配も要らなかったし、

何より言うのに緊張してわなわなしていたゾムの様子に顔の筋肉が緩む。

『ふふ、ｯあははは！！！！』

Aは自分の膝を叩きながら言う

『貴方！それを謝るために来たの??ほんとに面白すぎる！私全然機に気にしてないわよ、』

少し笑いを抑えながら改めてゾムを見ると少し驚いている様だ。

隣にいる2人も下を向きながら肩を揺らしている。

zm｢やって、昨日Aは俺に謝ってくれたのに、俺謝らなくていいんかって昨日の夜思って。最初は何なんこの女って思ったけど、よくよく考えたらグルッペンとトントンの幼なじみならすごい奴なんやないか、って思って…。｣

『なるほどね、気にしなくて良いのよ、私も貴方に銃口向けたし。お互い様よ』

そう言うと、ゾムはフードを被っていて表情は見えんが、

先程より明るい声で

zm｢おん！｣

と言った。