女狐【 wrwrd 】 (ページ15)

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第15話ページ15

(貴方視点)

全員が己の席に座り、再び会議室に緊張の空気が張った。

『ねぇ、今日もう帰っていいかしら？ヤハナリ国都の情報がなかったら作戦立てれないじゃない。』

gr「…確かに。今日は解散にしよう。A情報収集頼んだ」

『分かったわ。念の為もう1回言っとくけどやり方は私流だから、文句言わないでね』

gr「あぁ。気をつけろよ」

Aは頷くとメイドに預けといた日傘を受け取った。

『あぁ！そういえば、今日昼にメイドに渡したお土産オトモダチと旅行に行ったA国のお土産だから、みんなで食べてね』

gr「ありがとう、みんなで頂く。」

その言葉を聞き、Aは扉に向かって歩き出したが、

tn「そういえば、Aどうやって家まで帰るんや、今日車で送迎やったんやろ、迎えは来るんか、」

『あぁ、大丈夫よ、オトモダチに連絡するか、、、その辺の車拾うから』

Aは何処か面倒くさそうに言った。

gr「…トントン、送ってやれ」

tn「おん、分かった」

『あら、いいの？ありがとう』

そう言うとAは微笑みながら部屋から出て行く。

トントンもその後を追うように出ていった。

部屋から2人が居なくなるとロボロは言った

rb「オトモダチってどんなんやろうな、」

em「？どうしたのですか、ロボロさん」

rb「いや、旅行に行ったり車で送迎ってどんなオトモダチなんやろうかって思ってなぁ」

そう話していると、鬱先生は鼻を鳴らしながら答えた

ut「ハッ、流石童貞コンビ。しゃーないなぁ、教えたるわ。Aちゃんが言ったオトモダチはな、9割5分淫らなオトモダチやな。」

rb em「ｯ!!」

kn「アッーハハハ、だよな大先生!!俺あの話した時絶対そうだと思ったよ!!」

鬱先生の発言により、会議室は先程より大きなどよめきが起きた。

…ある者達は顔を赤くしているが。

em「グ、グルッぺンさんか、彼女はそうゆう方なのですか??」

エーミールは動揺しながらAの幼なじみのグルッぺンに質問すると、笑いながら答えた

gr「あぁ。あいつは昔から表向きは法医学者だが、本職は凄腕のハニーとラッパーだ。
あいつはターゲットにハニートラップを仕掛けて情報を得るある意味工作員や。」

その言葉を聞いたメンバーは色々な反応をした。

Aを元々知っていた者は時に変化はなかったが、知らなかったもの達はあまりの衝撃に口が空いている

そんな姿を見てグルッペンはゲラゲラ笑っていた。