女狐 【 wrwrd 】

第12話 ページ12

(貴方視点)






ｶﾁｬｶﾁｬ と食器が動く音が聞こえる。



先程とは打って変わって、各自が穏やかな雰囲気で昼食を食べ、

ある者は食害をし、ある者は顔を青くしてナイフを動かしている



Aはお皿にミートパイを乗せ、食べていた。



『(何か飲み物飲みたい)』



そう思い、席を立ち上がろうとすると横から水があいったコップが差し出され



tn「そんなにミートパイ好きやっけ」



そう言いながらトントンは机の上に水を置いた


『水ありがとう。別に普通よ？』

tn「やったら、もう少し違うもん食えや、さっきからミートパイしか食ってないやろ」

『今はミートパイが食べたい気分なの、それよりトントン 席に戻ったら？食べる時間無くなるわよ』









tn「…まぁ、そうなんやけど…。」


そう言いながらトントンは席に戻った。





何処か腑に落ちない顔をして。





そこから時間が経ち、午後の職務が始まる鐘が鳴った。


食堂にいるもの達は各々席を立ち、部屋を出ていく。


Aも流れについて行き、先程の会議室まで戻って来る、









『(ヤハナリ国都ねぇ、、、。)』

そう考えながら。

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