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それから、ロンとAが口を聞くことは無かった。
一方的にロンが避けているだけだが。
ロンにとっては意地だった。Aがどこまで自分を好きでいてくれるのか知るためでもあった。
メンヘラの彼女かとフレッドとジョージ、その親友のリー・ジョーダンに言われたがそんなことお構い無しだった。
そしてまたしてもハリー達にとって最悪の出来事が起こる。
ノーバートをロンの兄であるチャーリーに送る日をマルフォイに見られたのだ。
マクゴナガルに捕まったマルフォイと、フィルチに寮へ戻るところを見付かったハリーたち。
ネビルはハリー達からドラゴンの話を聞いていて夜に抜け出す彼らをどうしても止めたくてAに相談していた。
『ネビル、ごめんだけど僕は』
ネビルはAに断られたことがショックだった。
自分ではなくて、Aなら彼らを止められることが出来ると知っていたから。
それなのに、冷たいAに少し悲しさを覚える。
｢君しかいないんだ。｣
『そう言われても、試験も近いし面倒事には巻き込まれたくないんだ。』
｢ハリーたちのことを面倒事だと思うのかい？｣
｢Aはそういうと思ってなかったよ｣
Aはまたしても頭を抱えたくなった。なんなんだ。僕は別に彼らのことを面倒だと言っている訳では無い！
やってることに首を突っ込むのがめんどくさいのだと！
わざわざ自分が首を突っ込んだところで、プラスになると言われてもその首を突っ込むことが面倒くさいのだ。
ハーマイオニーも言っていたように今は試験も近い。1年生のレベルなら勉強しなくても済むかもしれないが、復習をして学び直すのはいいことだ。だから自分に今は時間を使いたい。
『ネビル、君が僕のことを聖人かなんかだと思ってるのかもしれないが違うよ。』
その時の瞳はとても冷めていてネビルは心臓が握りつぶされる気持ちになった。
こんなA知らない。
目の前にいるのは誰なんだと。
Aのいつもの優しい暖かい瞳では無い。
『僕はもう、寝るよ。ネビルは？止めるのかい？』
一瞬にして元のAに戻った。ネビルは握りつぶされた心臓が元に戻った。
きっと、今のは気のせいだと思い込む。
｢僕は、、｣
『君一人でも十分とめられると思う。止めたいなら君自身が行動するんだ。僕は力になれないから』
｢うん、わかったよ｣
その判断が後にスリザリンに50点、グリフィンドールに150点減点がされるとは誰も思いはしなかった。
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ダリア(プロフ) - ここまで面白い作品久々に見ました😭続きがめためた楽しみです (2023年2月25日 21時) (
レス) id: d38c2ff012 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - クレィルってなってました。 突然すみません (2023年2月23日 22時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年2月6日 12時
