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大広間にAと二人で歩く時間はハリーにはとっておきの時間だった。
ここ最近、Aと二人でいることなんて滅多になかった。それに、ハリーがしでかしたことで距離ができてしまっていたから。これは、Aのせいではなく周りの環境もそうだった。
「僕、Aに話したいこと沢山あるんだ」
『全部聞くよ』
優しく微笑んでくれるからハリーの心は舞い上がる。
話したいことを1から話していれば大広間に着く。
中に入れば、1面グリーンとシルバーのスリザリンカラーでまとめられていた。
Aとハリーが中へ進めば、全生徒が2人に視線を向ける。
「Aがおきたわ！！」
「シャックルボルトがやっと目覚めたのか！」
「学年度末パーティーに間に合ってよかった！」
一瞬で広間の空気がAに染まる。
全生徒がAに注目しているのがわかった。
グリフィンドールの席に移動するまで、Aの人気は絶えず、寮が違えどAに話しかけてくる生徒は沢山居た。
ハリーは、さっきまでは2人だけの空間だったのにと少し落ち込んでいた。
そんな落ち込みもつかの間、グリフィンドールの席から全力でダッシュしてくる生徒たち
「A！！！！」
「ロナウド・ウィーズリー！広間を走らない！」
マクゴナガル先生に怒られているのはロンだ。
違う寮生に話しかけられているAにお構い無しに抱きつく。
『ぐっ、』
少し痛そうだ。
「よかったぁ！間に合ったんだ！！」
Aは先程まで話していた生徒たちに軽く挨拶をして抱きついたロンを運びながらグリフィンドールの席に移動する。
「ロニー坊やが完全な赤ちゃんになった」
「ロニー坊やは姫が大好きなんだ」
席に座ろうとした時、フレッドとジョージがAにコアラ状態のロンを見て笑っていた。
「姫！眠りからお目覚めになられましたか！」
「私たちはこの日をずっと待っていたのです！」
その後すぐにAへと狙いを変える。
『だから姫じゃないって』
「A！間に合ってよかったわ」
ハーマイオニーは、なかなかAから離れようとしないロンの間に無理やり割って入りAの隣に座った。
「わざわざこっちに座る必要なんてないだろ」
「Aをあなた1人だけで独占するつもり？」
バチバチと喧嘩が始まってしまう。
そんなふたりをAは気にしていなかったため、ハリーが仲介に立っていた。
その時、ダンブルドア校長が現れた。
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ダリア(プロフ) - ここまで面白い作品久々に見ました😭続きがめためた楽しみです (2023年2月25日 21時) (
レス) id: d38c2ff012 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - クレィルってなってました。 突然すみません (2023年2月23日 22時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年2月6日 12時
