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ハグリッドが面会に来た。
自身のやった事を悔いて泣きわめきそうになったのでハリーは頑張って宥める。
少しして気を取り直したハグリッドは、ハリーへプレゼントを渡した。
「あんたのご両親の学友たちにふくろうを送って、写真を集めたんだ。」
そう言って渡されたのは、両親の写真たちだった。
1枚1枚がハリーにとって知らない両親を少しでも身近に感じれるものだった。
「あれ、この写真だけ、変にきれてる。」
最後のページに差し掛かった時、ホグワーツ時代の両親が学友たちと写っている写真が入っており、友人たちの中で楽しそうに笑っている両親。
ハリーの母親の隣が不自然に切り取られていた。
「いや、そりゃ俺にもわからんな。送られてきた時からそうなっちょった」
ハグリッドは少し動揺していた。
「青いローブだからレイブンクローかな」
「そうみたいだな。」
一瞬、ハリーの頭の中に以前見た父親と少女の記憶が巡る。
少女は青いローブを着ていた。
もしかしたら、少女なのかもしれない。でも、なぜ切り取られているのか分からない。
それに、ハグリッドも絶対何か知ってる。
「ハグリッドは心当たりない？」
「昔のことだから覚えとらん」
「そっか、わかった。ハグリッド。プレゼントありがとう」
『ん、』
Aのベッドの方から声が聞こえた
「Aが目を覚ましたかもしれない！」
嬉しそうにハグリッドへ目を向ければ、下手くそに笑顔を作ったハグリッドがいた。
『ハリー？』
カーテンを開けてAがベッドから降りてくる。
眠そうに目を擦ってハリーを見ようとすれば、ハグリッドと目が合う。
『ハリーのお見舞いですか』
「あ、あぁ。もう用は済んだ。すぐ帰る」
『そうなんですね。』
ハリーは気まづかった。何故こんなにも2人はよそよそしいのか。ハグリッドをAがあまり得意でないことは知っていたが、ハグリッドもそうだとは。
その後すぐにハグリッドは医務室を出ていった。
「あ、そうだ！今から学年度末パーティーがあるんだ！」
『そんなに寝てたのか？僕は』
「そうだね。結構ぐっすり寝てたよ」
『賢者の石は？大丈夫だったの？』
「うん。ダンブルドアが全部片付けてくれたって」
『流石だね。久しぶりに起きたからかな。体がすこぶるだるいよ』
ほら、動きにくい。そう言って手をグーパーさせている。
すると、マダムポンフリーがAの様子を見に来て、元気そうだからとパーティーの参加を許可してくれた。
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ダリア(プロフ) - ここまで面白い作品久々に見ました😭続きがめためた楽しみです (2023年2月25日 21時) (
レス) id: d38c2ff012 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - クレィルってなってました。 突然すみません (2023年2月23日 22時) (レス) @page16 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年2月6日 12時
