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その行動に、寮関係なく、歓声が巻き起こる。
流石だと。やっぱりシャックルボルトは英雄だと。
Aの株はこれでもかと上がり続ける。本人はその気がないのだが。
ネビルに心配させないように、力が入らなくなった片腕を隠して話しかける。
『緊張して不安になるのは悪いことじゃない。でも、それは時に大きな災いをもたらすこともある。だから一呼吸置くんだ。大丈夫。僕は君を置いていかないさ』
ネビルは自分が抱いていた気持ちがこれほどまでにちっぽけなものだったのだと後悔した。
それでまたAに迷惑をかけてしまったのだと。
「助けてくれてありがとう」
でも、ごめんとは言わない。それは彼と約束したから。
『君が無事で何よりだよ。怪我はない？痛いところは？』
「Aが助けてくれたから。ほら、どこも痛くない」
そう言うと安心しきった顔で微笑む。
フーチが大事をとって2人とも私が医務室に連れていくわ。と宣言しAとネビルを連れていく。
「Aはやっぱりすごいや。」
「ほんとだよな。」
ハリーとロンはそう思いながらも少しだけ寂しい気持ちになる。それは最近Aがネビルにかかりっきりで一緒にいてくれない事だ。
ネビルが危なっかしいのも心配になるのもわかるが、それでAと一緒にいる時間が少なくなるのは嫌だったのだ。
「今度、僕、話してみようと思う。」
「なにを？」
「僕もAと一緒にいたいんだって」
「それは名案だ。」
ｰｰｰｰｰ
Aが医務室から戻ればロンもハーマイオニーも険しい顔をしていた。
そして、ロンはAを見つけるやいなや飛びつく勢いでやってきた。
「ハリーが！ハリーが！」
Aたちがいなくなったあと、マルフォイがネビルの思い出し玉を取って空を飛んだためハリーはそれに応戦したらしい。それを見ていたマクゴナガルがハリーを連れ出したと。
「ハリーが退学になったらどうしよう！」
友達思いのロンにAは頬が緩む
『安心して。そんなことでマクゴナガル先生は退学になんかしないさ。』
『ハリーは友達の大切なものを守るために箒に乗ったのだから』
Aの言葉には魔法がかかっているのだとハーマイオニーはつくづく思う。あれほどまでに気を取り乱していたロンが気がつけば落ち着いているのだから。
それからして夕食時にハリーから何があったかを聞かされた。
『すごいじゃないか！シーカーなんて！』
ハリーは嬉しくて顔が吊りそうになるほど頬を引き上げて笑った。
Aにすごいと褒められたからだ。単純である。
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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！！落ちとかって決まったりしてますか？ (2023年1月31日 0時) (
レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです！まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです！どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです！頑張ってください、応援してます！ (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです！最後まで応援しています！！ (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年1月27日 1時
