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気がつけば直ぐに木曜日は来ていた。
みんな飛行訓練に感情が左右されている。
顔面蒼白のネビルの隣にAは腰かけ励まし続けた。
そんな時、1メンフクロウがネビルに包みを持ってきた。
中身を開ければそこに入っていたのは
「思い出し玉だ！」
そう言って思い出し玉を握れば真っ赤に光り出す。
その時、マルフォイがちょうど横を通りかかりネビルの思い出し玉をひったくった。
ロンとハリーがいつでも準備万端だと言うように席を立つ。
Aはため息がこぼれた。なんて幼稚なんだと。
そのあとマクゴナガル先生がきてことを収めてくれた。
やっぱりマルフォイが関わると2人はダメだとAは思った。
その日の午後3時半に校庭で初めての飛行訓練が行われた。
心配だった為、Aはハーマイオニーとネビルの間に自分が入った。
マダム・フーチの説明でみんながいっせいに上がれ！と言い始める。
Aは1回で箒が上がった。ちょうどその頃ハリーも1発で箒が上がったの2人で顔を見合せた。
なかなかハーマイオニーとネビルは箒が上がらなかったらしい。ついにネビルが！と思ったら勢いよくネビル目掛けて起き上がろうとした箒をAはネビルの顔寸前で止めた。
「ありがとう」
ネビルはこれまでに何回Aに助けられ、ありがとうという言葉を紡いだのだろうかとハリーは思った。
そして、次は待ちに待った箒で空を飛ぶ訓練だった。
フーチの合図に従って動く中やはりトラブルメーカーであるネビルが先生の笛がなる前に思いっきり地面を蹴ってしまった。
「こら！戻ってきなさい！」
フーチはそう言うが、戻ってこれるほどネビルが器用では無いことをAは知っていた。
見ているだけの先生を他所にAは思いっきり箒にまたがり地面を蹴る。
「A！危ないわ！」
ハーマイオニーの声が聞こえたのがわかる。だけれどAは止まらなかった。ネビルを助けられるのは今ここにいる僕しかいないと確信したから。
校舎にぶつかそうになるネビルを箒の速度を上げて片手で掴む。
ネビルを抱えたことで箒は大人しくなり地面に落ちていく。
まだそれは問題ではなかった。問題だったのはAのその華奢な体でネビルを支えられるのかだった。
実際Aは限界を迎えていた。片手で自分よりも重い人間を支えるなんて無理だったからだ。
でも、我慢できたのは彼を助けたいと思う気持ちだった。
ゆっくりと箒を降下させる。あと、3秒でこの腕は使い物にならなくなるだろう。
そして見事3秒で地面に降り立ってみせた。ネビルを抱いていた手は使い物にならなくなったが
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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！！落ちとかって決まったりしてますか？ (2023年1月31日 0時) (
レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです！まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです！どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです！頑張ってください、応援してます！ (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです！最後まで応援しています！！ (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年1月27日 1時
