イゾウと寝巻き ページ4
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『たたか〜ぃ…！』
イ「温かいな。肩まで浸かるんだぞ」
今はAとお風呂に入っている。
ナースと入ったり、お兄ちゃんたちと入ったりと、Aの気分で誰と入るかが変わる。
いつも兄たちがワイワイ賑わっているお風呂は、今は2人っきり。
なぜなら、せっかくのAとのお風呂の時間を邪魔されたくないため、【入るな】と達筆な字で書いた紙を扉に貼り付けてあるからだ。
それを見かねた船員たちは、きっとこの忠告を無視して入れば命はないとわかっているためそっと目を逸らして歩く。
イ「10数えたら出ようか。数えてくれるか？」
『ん！いーち…にー…しゃーん……なーな…？』
イ「ｸｸｸ……一緒に数えるか」
イゾウのお膝に乗って、少し逆上せたのかコテン、とイゾウの胸に背中を預けて、ふにゃふにゃと笑っているA。
イ(こりゃー……)
この歳からただの妹として見れるかどうかが怪しくなり、先が思いやられるイゾウ。
お湯で張り付いたおでこの髪の毛を、人差し指ですっと分けてやる。
ん、っと目を瞑ってされるがままにされるAは本当に可愛い。
イ「…そろそろ上がるさね」
『ぅん〜…いぞ、こぉ』
イゾウと向き合うように座り直したAは、甘えるようにスリスリとおでこをイゾウの胸に押し付ける。
イ「はいはい、甘えん坊。」
そう言いながらも、抱っこして湯を出れば、んふふ、と嬉しそうな声が聞こえた。
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羅鬼 - 載せていいですよ！ (2022年11月16日 19時) (
レス) @page26 id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
羅鬼 - 良ければ！どうぞ！ https://picrew.me/image_maker/11529/complete?cd=dbvrUG1uF2 (2022年11月13日 16時) (レス) id: 56358738e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年10月18日 22時
