衝撃 ページ22
「そう!!レオンくん正解!!」
「「おぉ!!」」
周りは一気に湧き、部屋中に拍手が響き渡る。
「レオンくん!!スゴいね!!!」
サリーちゃんは横をむくと、キラキラした瞳でレオンくんに拍手を送る。
「……」
だが、レオンくんは無反応。
全く表情を変えず、私をジッと見つめる。
「A……次は?」
「あ、ごめんね…!」
私は慌ててペンを持つと、再びボードに問題を書き始める。
「ねぇ、A。
彼氏できたｰ?」
「へ…?」
カチャン。
ベルちゃんからの突然の質問に、私は持っていたペンを落とす。
「な、何言って、」
「確かにｰ!前に、ベルちゃんとどっちが早く彼氏作れるか勝負する。
って言ってたよね!!」
「サ、サリーちゃん!ベルちゃん!!シーッ!!
それは女の子だけの秘密って言ったじゃん…!!
って、なんで急にそんなこと…!!」
「……A。おちついて、聞いてね?
実はね、ベル……
ソラくんと付き合ってるの!!」
「ひぇ…?」
突然の暴露に私の開いた口は塞がらない。
「A…ドンマ-イ!!」
一丁前に英語を使って励ますジールくんの声が私の心を穿つ。
いや。まず、これは励ましてるというのか?
「そ、んな…私、子どもに負け…」
私はショックのあまり、膝から崩れ落ちる。
「ま、まあ、この村かっこいいお兄ちゃんいないもんね!!」
サリーちゃんがすかさずフォローをするが、私の心はそれどころではない。
ってか、子どもにフォローされる私って…
一体大人として、どうなの…?
「いや、どうだろう。
みんな、後ろ見てみなよ?」
「「「あ。」」」
ソラくんの言葉に、レオンくん以外のみんなはニヤリと口角を上げると後ろを振り返る。
「……な、なんだよい…?」
みんなと目が合ったマルコさんは顔をひきつらせる。
「いた!!イケメンのお兄ちゃん!!」
「よかったなA!!」
「いっけんらくちゃく…ってやつ!!」
みんなは口々に私に励ましの言葉をかける。
「は…!?お前ら何言って…オレ、
40過ぎてるよい。」
「え?」
マルコさんの口から放たれた数字に私は間抜けな声を漏らす。
「「「ん?」」」
「や、やだな-そんな冗談、」
「冗談じゃなくて、マジだよい。」
真顔で答えるマルコさんの顔を見て、私は真実だと悟る。
そして、それと同時に驚きが凄い勢いで込み上げてくる。
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文ストオタクの一般人 - うん！ふたりとも可愛いね！私が貰いたいぐｒ（（（マルコ (2023年3月16日 18時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - 桜桃さん» はい、ごめんなさい。妖精姫の物語シリーズはいろいろ考えた末に消させて貰いました。温かい応援ありがとうございました。またいつか少し変えて書き直せたらいいな、と思っているので、いつか。機会がまたあればぜひお願いします。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
チュロス - yaさん» いえいえ、ありがとうございます！！！！結構前に完結したのに、読んでくれてる人がいて嬉しいです！！ヽ(；▽；)ノ 鼻水！？yaさんの鼻水はきっと綺麗です……！！！笑 (2019年12月3日 18時) (レス) id: 5b28331b1d (このIDを非表示/違反報告)
桜桃(プロフ) - 妖精姫の物語という作品は削除なさったのですか？また見れるのを楽しみに待ってます。 (2019年12月3日 18時) (レス) id: f53004e46c (このIDを非表示/違反報告)
ya - 今更ですが、完結おめでとうございます。泣きまくって鼻水ダラダラです。（きたな） (2019年12月3日 1時) (レス) id: 890b8aa433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チュロス | 作成日時：2019年9月9日 17時
