10 ページ10
「そっか！じゃあ私もそろそろ帰ろっかな」
あい「おー！じゃあねん！」
「バイバイ」
――
「はぁ」
1人の帰り道は寂しい訳では無い。
1人で帰った事は沢山あるし怖くもないけど
急に1人になると、嫌な事考えちゃうから…
「…はぁ」
陽向「ため息ついてると、幸せ逃げちゃいますよ？」
「うあっ！！」
「…早坂くん？」
どうしてここに…って言っても
同じマンションなんだっけ
陽向「やっぱりなんか落ち込んでます？」
「そんな事ないって、」
陽向「キャプテンですよね、先輩の彼氏」
「…やっぱり知られてるか」
陽向「ある程度は…」
「穂高ねすごい冷たいの、付き合う前とか付き合ってばっかりの時は優しかったけれど」
陽向「…」
「でも穂高なりに私に心開いてくれているのかな、とか思ったりして…」
ふと早坂くんの顔を見ると
思いのほか真剣な顔をしていた。
陽向「多分そこまでですよ」
「…何が？」
陽向「キャプテンが先輩の事放置できるの」
私にはどういうことか理解できなかった。
「…？」
陽向「先輩って結構顔に出ますよね？」
早坂くんはそう言って私の頬を
親指でサラッと撫でた。
「…！」
陽向「俺、先輩には悪いですけどそれ聞いて安心しました」
そう言って早坂くんはニコッとした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 185人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました！ありがとうございました🙇 (2022年4月20日 17時) (
レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
ステラ(プロフ) - このお話好きすぎてやばいです…このギリギリのラインがちょうど良くて！！いや！もっととか思っちゃうけど恥ずかしいから言わない！！←？ とにかくセピさんの小説が大好きです… (2021年9月24日 22時) (レス) @page12 id: 17229361f2 (このIDを非表示/違反報告)
すぴぴ@センラさんは神！ - リア友にかほちゃんって子ガチでいるんだけどw (2020年8月9日 13時) (レス) id: cfb5f238fb (このIDを非表示/違反報告)
月璃狐(プロフ) - ちょっと待て……かほちゃん意外に好きかも……あとはもっと……えちえちに……←面白いです！これから応援してます！更新頑張ってくださいね！ (2020年7月27日 13時) (レス) id: 0f0d9564e2 (このIDを非表示/違反報告)
セピカ - まだ序の口ですな！もっとアウトギリを狙うぜぇ (2020年7月24日 23時) (レス) id: 5c8a430d1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セピ
| 作成日時：2020年7月12日 22時
