【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【始まり・日常編】

標的２１…笹川兄妹と恩人 ページ24

綱吉side


夏休み前に知り合った…リボーンの愛人らしい殺し屋のビアンキ、オレの妻になるとか言ってるハルを交えた夏休みが終わった


始業式の日早々遅刻しちゃって、リボーンに死ぬ気弾を撃たれて死ぬ気で学校に行ってる途中、引っかかった人…京子ちゃんのお兄さんの“笹川了平”さんにボクシング部に誘われた

その誘い方がすごく強引で、試合をしてオレが負けたら入部しろだなんて…オレボクシングなんて無理ですからー！！


放課後、京子ちゃんやみんながいる前で、死ぬ気になってお兄さんを倒しちゃったら、なんでかすごく気に入られたー！？


そしたら、お兄さんを殴り飛ばした時に割れた窓から、誰かが…白銀色の髪のあの人が、ひょいっと顔をのぞかせた



『また窓割ったな？笹川兄…』

了「む、坂田ではないか！ようやくボクシング部に、極限入部する気になったのか！？」

『ちげーよ、見回りだ
ったく、始業式早々に窓割やがって…なんだぁ？窓割らなきゃ二学期始められませーんってか？』

了「ん？何を言っておるのだ。窓など割らなくても二学期は始まるだろう？」

『こいっ…腹立つ！』



お兄さんは坂田さんと親しげに話してるし、坂田さんもオレ達と話してるよりも自然な感じがする…仲いいのかな？



山「先輩達って、仲いいんすね」

『ま、一応同い年だし…何よりこいつが問題ばっか起こすから、他のやつよりは頻繁に話はするな』

了「そうだ！オレ達兄妹と坂田は極限仲良しなのだー！！」

ツ「え！？き、京子ちゃんもですか！？」

了「うむ！坂田はオレ達にとって、恩人なのだ！」

ツ「お、恩人…？」

『ったく…んなの別に、気にすんなって言ったのによ…』



そう言って頭をかく坂田さんはめんどくさそうで、お兄さんと京子ちゃんは嬉しそうに笑ってて…



リ「恩人ってのは、一体何をしてやったんだ？」

『お、あかんぼ…いや、ボクシングの師父ってとこか？』

リ「ああ。パオパオ老師だぞ」

ツ「(そいつリボーンなんです！！なんでみんな騙されてるのー！？)」



リボーンは今、ゾウの被り物をしてグローブを付けてボクシングパンツをはいた格好をしてるだけなのに、なんでかみんな騙されて…なんでー！？



『…で、恩の内容か…それは、まぁ…次って事で』

ツ「Σ突然のメタ発言！？」

了「今度、お前の家に行くぞ！」

『この間、あいつにボコボコにされたばっかだろ』



ひー！！あんなに強いお兄さんがボコボコって…一体誰なのーー！？

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