標的12…銀髪の不良少年(後編) ページ15
続き
坂田さんの注意の言葉に、獄寺君は不機嫌そうに睨み返す
獄「あぁ?なんでてめーにんなこと指図されなきゃならねーんだ!」
『俺がこの学校の風紀を守ってるからだよ
“郷に入っては郷に従え”…その場所に設けられたルールくらい守れないようじゃなあ…』
獄「Σぐっ…チッ!なら、てめぇはどうなんだよ!!それ、タバコだろ!?」
悔しそうにタバコを潰した獄寺君が、仕返しと言わんばかりに坂田さんにくってかかる。指さした先にあったのは、坂田さんがくわえてる白くて細い棒
…そういえば、最初見た時から加えてたけど…やっぱりそうなのかな?
『コレ?コレぁ棒付きキャンディだけど?』
そう言いながら口から出したそれには、確かに…ピンク色の半透明な玉がついていた
いや、けど…校内でアメ食べるのもどうかと…
『いやぁ、甘いモン食ってないとやる気でなくてよぉ…』
ツ「あ、甘いもの好きなんですね」
『三度の飯より好きだ!!お前らも食うか?』
そう言って渡してくれたのは、多分同じ形の味が違う棒付きキャンディ…今は食べれないから、後で食べますとポケットにしまう
『ほら、うちの委員長がカミコロしに来る前に、とっとと教室に戻れ』
ツ「(かみころ…?)は、はい!」
『そっちの転校生君も、むやみやたらにタバコ吸うなよ!』
獄「てめぇに言われなくてもわかってるっつーの!!」
あはは…噛み付いてるな、獄寺君
『沢田くん!弟くんは保健室にでも預けろよ!!』
そう言って歩いて行った坂田さんの最後の一言に首をかしげていたら、ガン!っと、足に衝撃と同時に痛みが走る
ツ「Σいってーー!!」
リ「情ねーぞ、ツナ」
獄「リボーンさん!?一体今までどちらに…?」
そうだ…リボーンの奴、坂田さんがここに来た時すぐに隠れてたから、今までいなかったんだ
そう思ってリボーンを見たら、なんだか考え込んで…嫌な顔で笑ってた
ツ「な、何笑ってんだよ…」
リ「あいつ…オレが隠れてることに気が付いてたみてーでな、最後に手を振ってきやがった」
獄「ほ、本当ですか!?」
隠れたリボーンを見つけるって…坂田さん、本当は何者なんだ!?
リ「あいつ…絶対にツナのファミリーに入れるぞ!」
ツ「坂田さんを巻き込もうとするなよ!!」
あーー!!オレの平和な日々がーーー!!
標的13…退学騒動と恩師(前編)→←標的11…銀髪の不良少年(中編)
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十六夜☆(プロフ) - モエナさん» コメントありがとうございます!メガティブになってた所を修正しました。教えて下さりありがとうございます! (2018年6月18日 12時) (レス) id: daaab74543 (このIDを非表示/違反報告)
モエナ(プロフ) - 銀魂とリボーンのコラボ好きです!応援してます!後、標的6の最後辺りのネガティブがメガティブになってます。気になったのでコメントさせて頂きました! (2018年6月17日 18時) (レス) id: 108ca69897 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 銀魂とリボーンの作品が大好きで、凄く嬉しい作品です。雲雀さんカッコいい!!これからも無理せず更新頑張ってくださいね応援します。 (2018年6月10日 17時) (レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - 銀魂きたーーーーーー!!!!!!!!!!!これからどうなるのかが楽しみです!更新頑張ってください! (2018年6月9日 16時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2018年6月9日 13時